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系統図

2017033101.png


系統図法とは
問題を解決すべき最適な手段や方策を系統的に追求する方法で
 目的と方策を段階的に展開し、
 図に表わすことによって、
 最適な方策を見出す手法です。

系統図法は、
 まず達成すべき目的と条件を設定します。

 上位の目的を達成するための手段は、
  初めの内は大きな概念で展開し、
  順次具体化していきます。

 最初に具体的な内容を出すと、
  手段の展開の幅が狭いものになってしまいます。

展開の基本は、
 1目的を2手段以上で展開していきます。
 1目的1手段になっているところがあれば、
  無理やりもう一つの手段を出してみます。

書き上げた系統図は、
 作成者以外の人たちに見せて、
  意見を求めます。
 自分たちでは気付かなかったよいアイデアが得られることがあります。



系統図 作成 要点
2017033102.png


系統図法の作り方

課題の設定
解決したい課題を決め、
 「~を~するには」と表現して言語カードに記入します。
たとえば
 「ポカミスを防ぐには」というように具体的に表現することが大切です。
2017033103.jpg


制約条件の設定
課題を達成するための方策を展開するにあたって、
 制約条件が必要な場合には、制約条件を明記します。

2017033104.jpg


方策の摘出

課題を達成する方策をメンバー全員で挙げていきますが、
 1次方策を出し、
 次に2次方策と順次低次方策を出していく方法と、
 順位にかまわず方策を出し合い、
 その後で1次方策、
 2次方策というように段階的に言語カードを配置していく方法があります。

後の方法のほうが多くの案が出やすい一方、
 言語カード整理していくのに手間がかかることになります。
なお、方策の言語カードは「~を~する」と表現します。

2017033105.jpg


系統図の作成
課題の1次方策、2次方策と、順次言語カードを再配置し、
 目的と方策がつながっているか見直します。
このときに不足があれば追加していきます。
なお、
 最低次の方策で具体的に実行できる方策であるかを確認し、
 できない場合にはさらに低次の方策を追加していきます。

このようにして、系統図を作成していきますが、
 系統図を作成していくうえで重要なことは、
 メンバー全員が方策を考えてディスカッションすることによって、
 問題や方策についての共通認識が高まり、
 問題解決に積極的に取り組む姿勢が養成されることです。
こうすることによって、
 問題解決を確実かつ迅速に実行できるからです。2017033106.jpg



系統図の作り方 事例

達成 目標を設定 手順1
目的は、解決したい問題や達成すべき課題から、
 「○○を○○する」といったように具体的に表現します。
手段を展開するにあたって、
 目的が出てきた背景やねらい、
 状況などを明確にして、関係者に周知します。
また、必要に応じて制約条件について確認します。

目的を達成していく過程で、
 経済的な面、マンパワーの面、工数の面で、制約条件がないか確認します。
系統図の目的としては、
 売上拡大のための手段の展開、
 満足度を向上させるための手段の展開、
 方針管理における手段の展開、
 不具合改善策の手段の展開などが挙げられます。

ここでは、
 曰頃から困つている問題「図書室が利用しにくい」を取り上げて、
 「利用しやすい図書室にする」という目的を設定しています。
制約条件としては、
 設備改善を行わずに運用上で手段を検討する」としています。
207033107.png


一次手段 検討  手順2

達成したい目的に対して、一次手段を考えます。
一次手段は、目的をいくつかの着眼点に分けることがポイントです。

問題を構成する要素を層別して、それぞれを代表する事象とします。
一次手段の数は基本目的の大きさにもよりますが、2~5つ程度を一応の目安とします。

一次手段は、具体的な手段を書くのではなく、
 目的を達成するための考え方的な内容を漏れなく書いていきます。
ここでは、
 「利用しやすい図書室にする」という目的に対して、
 「利用しやすい本の充実」と「問題のない管理をする」という2つの一次手段を出しています。


2017033108.png


二次手段 検討  手順3

一次手段を目的としてこの目的をはたすための手段、
 すなわち二次手段を考えます。
さらに、二次手段を目的として三次手段、
 三次手段を目的として四次手段と展開していきます。

二次手段、三次手段、四次手段と下位の手段に展開するほど、
 より具体的な手段となるように表現します。
目的の大きさにもよりますが、
 通常、三次~四次手段程度まで展開します。

ここでは、「利用しやすい本の充実」という一次手段を目的に、
 「必要な本を揃える」と「どんな本があるかがわかる」という2つの二次手段を出しています。
さらに、「必要な本を揃える」という二次手段を目的に、
 2つの三次手段「利用者ニーズを調査する」と「技術・経済雑誌を揃える」という具体的な手段を出しています。
2017033109.png



発想  手順4

手軽にアイデアを考えるのにオズボーンの9つのチェックリストを使つて、
 「他に使い道は?」「応用できないか?」などと考えて、
 アイデアを出していく方法があります。
例えば、
 不要となったペットボトルのリサイクルを9つのヒントで考えると、
 次のようなアイデアが出てきます。

①他に使いみちは? 例)水入れ、水筒、水枕、猫除け、米入れ
②応用できないか? 例)窓枠の飾り、照明器具、‐輪差し、保冷の氷
③修正したら? 例)計量カップ、湯呑、じょうご、鍋敷き、つまみ入れ
④拡大したら? 例)いかだ、椅子、テーブル、ステンドグラス
⑤縮小したら? 例)花壇の土、水切りの敷物、壁土、切り絵の材料
⑥代用したら? 例)肩たたき、電気の傘、野球のバット
⑦アレンジしなおしたら? 例)作業服、糸、食品入れ、ブローチ
⑧逆にしたら? 例)水を凍らせて冷蔵庫、野外で使う枕
⑨組み合わせたら? 例)水ロケット、ヌンチャク、木槌、電気スタンド
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系統図を完成  手順5

手順3で行った目的一手段展開において、
 「抜け」「落ち」がないかチェツクを行い、
 手段の追加や修正をします。
そのとき、「その目的を果たすための手段は、
 これで十分か?」などと自問自答したり、
 関係者に問いかけてみます。
そこで気付いたことがあれば、系統図に記入します。

系統図の展開は、
 1目的2手段で展開することを基本にします。
 1目的に対して1手段しか出ていないところがあれば、
  もう1つ手段を考えてみます。

ここでは、 
 「利用者がルールを守る」という二次手段のところで、
 「利用マニュアルをつくる」という1つの具体的手段しか書かれていませんでした。
 そこで、再検討して、
  「返却日をメールで送る」という具体的手段を追加しています。
 その結果、新たな手段が追加されて、
  より目的を達成することが可能になります。
2017033111.png


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