米当局、VW以外ディーゼル車も検査開始…英紙
読売新聞 - 2015年10月3日
【ロンドン=五十棲忠史】
独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)の排ガス不正問題で、
米環境保護局(EPA)がVW以外のディーゼル車についても、
不正がなかったかどうか検査を始めた。
英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)が2日、報じた。
今回の排ガス不正が、
VWグループ単独の問題なのか、
業界全体に広がっているのかを確かめる狙いがある。
FTによると、
検査対象は
独BMWや
メルセデス・
ベンツ、
米クライスラー、
米ゼネラル・モーターズ(GM)
などのディーゼル車で、
少なくとも28車種。
新車が対象ではなく、
米国内ですでに走っている車について排ガスを調べ、
不審点があれば、さらに厳密な検査を行うという。
EPAは9月18日、
VWグループ(傘下のアウディを含む)が製造したディーゼル車の一部に、
排ガス試験のときだけ窒素酸化物を減らす装置を
フル稼働させる違法ソフトウェアが搭載されていたと指摘し、
VW側に
計48万2000台のリコール(回収・無償修理)を命じた。
VWによると、
違法ソフトが搭載されていた車は全世界で1100万台に達する。
【ロンドン=五十棲忠史】
独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)の排ガス不正問題で、
米環境保護局(EPA)がVW以外のディーゼル車についても、
不正がなかったかどうか検査を始めた。
英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)が2日、報じた。
今回の排ガス不正が、
VWグループ単独の問題なのか、
業界全体に広がっているのかを確かめる狙いがある。
FTによると、
検査対象は
独BMWや
メルセデス・
ベンツ、
米クライスラー、
米ゼネラル・モーターズ(GM)
などのディーゼル車で、
少なくとも28車種。
新車が対象ではなく、
米国内ですでに走っている車について排ガスを調べ、
不審点があれば、さらに厳密な検査を行うという。
EPAは9月18日、
VWグループ(傘下のアウディを含む)が製造したディーゼル車の一部に、
排ガス試験のときだけ窒素酸化物を減らす装置を
フル稼働させる違法ソフトウェアが搭載されていたと指摘し、
VW側に
計48万2000台のリコール(回収・無償修理)を命じた。
VWによると、
違法ソフトが搭載されていた車は全世界で1100万台に達する。
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