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人材育成

人材育成を「木の成長」に例えるなら、
スキル教育は、
 木で例えると、枝葉を伸ばす栄養剤です。
木を育てるためにはもちろん重要ですが、
 強力な栄養剤で、急激に枝葉が生い茂っても、
大地に深く根を張っていない木は、
 強い風が吹けば簡単に倒れてしまいます。

大きな木を育てるには、
 大地に深く根を張らせることが必要です。

では、社員教育において“深く根を張る"とは一体どういうことでしょうか。
私たちがたどりついた答えはひとつ。
それは、“真っ当な人格の形成"であり、“人間力を伸ばすこと"です。


“人間力”というと、ピンと来ない方がいらっしゃるかもしれませんが、
「誠実さ」 「約束を守る」 「言葉と行動が一致している」など、
当たり前のことを行い、周囲から信頼されることです。

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業務改善の4原則

ECRSの原則
 (イーシーアールエスの原則)



【排除/無くせないか?】:Eliminate(エリミネート)
 業務の目的をもう一度見直し、その業務は無くせないかを考える。



【結合/一緒にできないか?】:Combine(コンバイン)
 業務をまとめて一緒に処理することで、かかる時間を短くできないかを考える。



【交換/順序の変更はできないか?】:Rearrange(リアレンジ)
 仕事や作業の順序を入れ替えることで、効率的にならないかを考える。



【簡素化/単純化できないか?】:Simplify(シンプリファイ)
 もっと省略したやり方で、同じ結果を生み出せないかを考える。

仕事の改善・8つの大原則

2016年4月24日

1.廃止の原則 ——やめられないか
 目的は、はっきりしているか

2.削減の原則 —— 頻度を減らせないか
 押印を減らせないか
 電話を減らせないか
 会議を減らせないか(回数、出席者、時間)
 資料の作成を減らせないか

3.標準化の原則 —— もっとも簡素なやり方にそろえられないか
 ルール化できないか
 やり直しを防げないか
 例外処理を標準化できないか

4.機械化の原則 —— 人間でやるより機械でやれないか
 パソコン化、ワープロ化できないか
 EDP化できないか

5.容易化の原則 —– もっと簡単にすませられないか    手続きを簡素にできないか
 資料作成、報告等を簡素にできないか
 マニュアルや早見表があると便利ではないか
 資料はすぐに検索できるか

6.計画化の原則 —– もっと計画的に仕事ができないか
 予定を決められないか(定期化できないか)
 飛び込み仕事を減らせないか

7.同期化の原則 —– タイミングを合わせられないか
 まとめて(またはその都度)処理したほうがよくないか
 前倒ししたほうがよくないか
 締め切りなどのタイミングは適切か

8.分担検討の原則 —– 適切な人が担当しているか
 仕事の負荷はバランスしているか
 経験からいって適切か
 役職からいって適切か

書き方のテクニック

① 明確なタイトル・定量表現
  「何を伝えたいのか?」を一目で分かるよう明確に。
  特徴である”痛くない優しい施術”を伝えた。

② 形式知でイメージできるようにする
  「どんなサービスなのか?」という不安を見える化。
  優しい施術のイメージが伝わる写真を活用。

③ 小見出しで目線を止める
  見ている人が、目を止めるポイントを意図的に作る。
  流し読みでも、ある程度理解できる作りにした。

④ 結果が得られる理由の説明
  結果を得られるまでの道筋・理屈を説明している。
  「優しい施術で回復力が向上する」説明を行った。

⑤ 難しい言葉には解説を付ける
  専門用語の使用を避けられない時は解説をする。
  素人のお客さんが読んで分かるようにする。

⑥ 得られる結果を明確に
  タイトルの主張で、お客さんは何を得られるのか?
  お客さんは明確になることで初めてイメージできる。


トヨタでは、
 そのために「見える化」や「目で見る管理」などの
 情報共有する仕組みが徹底されていました。
自分の想いを伝えて、
 相手に行動してもらうことの難しさを表したのが、
 以下の図です。
「自分の想いを相手に伝える順序」を表しました。


相手に言葉を伝える順序
 難しいポイント

①自分の想い・感じること
  自分の想い・感覚を100%明確にするのは困難

②自分が言語化して言葉として発信する
  想いや感覚を100%言語化することはできない

③相手の受け取り方(受信)
  受け取り方によって、意味が変わってくる

④相手の理解力、判断力
  言葉は人によって意味の捉え方が違うので、
  受け取った言葉を100%理解は不可能

自分が、思ったことを
 100%相手に理解してもらえることは、
 ほぼ不可能とわかるのではないでしょうか?
だからこそ、
 なるべく分かりやすく伝える努力をしなければ、
 伝わらないのです。

「もっとロジカルに話せ」 上司に言われてない?

第1回 「走れメロス」は理にかなっているか?

堀 公俊 (日本ファシリテーション協会フェロー、日経ビジネススクール講師) 2016/4/8
.
本連載では、
 1回に一つの簡単なフレーズを紹介しながら、
 背景にある論理思考の考え方を解説し、
 同時に日常会話での上手な使い方を紹介していきます。
 
通して読めばロジカルシンキングの基礎が身につきます。
気に入ったものを一つでも口癖にできれば
 「最近、論理的になってきたね」と言われること請け合い。
それが、ワンフレーズでできる「最強のロジカルシンキング」です。



感覚的に言葉を使っていませんか? 
「君、もっとロジカルに話をしてくれないか?」。
皆さんは上司からそう言われたら、どのように話をしますか。

仕事に限らず、
 「論理的」「合理的」「ロジカル」という言葉をよく使います。
 「あの人の考えは論理的だ」
 「合理的に考えるとこうなる」
 「ロジカルに考えてそれはおかしい」
 といったように。

ところが、
 「じゃあ、論理的ってどういうこと?」と問われると、
 多くの人は口ごもってしまいます。

案外、
 それが何を意味するかを知らずに感覚的に使っているケースが大半。
お互いが意味しているものがズレているかもしれません。

一つ例を挙げましょう。
 以下は、太宰治の名作「走れメロス」の冒頭の部分です。
 平易な文章で書かれており、読めば理解できます。
 この文章をもっと論理的にするには、
  どのように加筆修正をしたらよいでしょうか。
 自分なりに少し考えてから次をご覧ください。

原文
 メロスは激怒した。
 必ず、かの邪智暴虐(じゃちぼうぎゃく)の王を除かなければならぬと決意した。
 メロスには政治がわからぬ。
 メロスは、村の牧人である。
 笛を吹き、羊と遊んで暮して来た。
 けれども邪悪に対しては、人一倍に敏感であった。 
 (太宰治『走れメロス』青空文庫)


手を加えると見違えるほどロジカルに

こんなことをするのは野暮(やぼ)なのは承知で 
 私もやってみました(太宰さん、スミマセン!)。
いかがでしょうか。
何となく原文よりロジカルな気がしませんか?

加筆 
 一言で言えばメロスは激怒した。
 そして必ず、かの邪智暴虐の王を除かなければならぬと決意した。
 にもかかわらずメロスには政治がわからぬ。
 なぜならば、メロスは、村の牧人だからである。
 とりわけ笛を吹き、羊と遊んで暮して来た。
 とはいえ邪悪に対しては、人一倍に敏感であった。

 
適度につなぎの言葉を挟み込むことで、
 個々の文章のつながりが分かりやすくなりました。

その結果、
 メロスの感情や決意がどこから生まれてきたか、
 理解しやすくなりました。

 ところが、
  これだけ加筆してもいくつか疑問が残ります。

 
たとえば、
 「なぜ激しく怒ったのか?」
 についてはまったく説明がありません。


 実は、
  その理由は後になって出てきます。
 人を信じられない王様が、
  親族や臣下を殺した後、一般人に人質を出すことを要求し、
  拒めば殺されてしまうからです。

 中には、
  「どうして村人だと政治がわからないの?」
   と疑問を持つ人がいるかもしれません。

  当時の村人には教養がないという、
   暗黙の前提が書かれていないからです。
  というような解説を受けると、かなりスッキリしたのではないでしょうか。


10人中10人が納得する筋を通す
 もちろん、こんな分析は愚の骨頂です。
 あえて謎を残したままにしておくことで、
  読者の想像力を喚起させるのが著者の意図だからです。


 
しかしながら、
 こうやってメロスの思考や行動の筋道を
 丹念に明らかにしていけば、
 ストーリーへの理解は格段に深まります。
 これこそが論理です。


 論理(ロジック)の意味を辞書で調べると
  「思考の筋道」と書いてあります。
 それが明らかなさまが論理的(ロジカル)です。

 いきなり「メロスは激怒した」とだけ言われても、
  筋道が分かりません。
 「勝手な思い込みで罪のない人を次々と殺している」
  と言えば筋が通ります。
 理由をすっ飛ばすと相手に伝わりません。

 ただし、
  筋道といっても、
  どんな道でもよいわけではありません。
 10人中10人が
  「なるほど……」と思える筋道でないと理解してもらえません。

 たとえば、
  <民が苦しむ> → <激怒する>というのは、
  多くの人が筋を認めるでしょう。

 しかしながら、
  <激怒する> → <殺す>というのは
  10人中10人とはいきません。

 「王を諌(いさ)める」
 「対抗措置を講じる」
 「見限って出ていく」
 といった他の筋道が考えられるからです。

 ところが、
  ここに「メロスは、単純な男」という情報が加わればどうでしょうか。
 「他の選択肢を考えなかったな」
  と理解する人が増えるのではないかと思います。
 さらに、
  「きょうは、6人殺されました」となれば、
  「やむを得ない」
  「一刻を争う」
  とほとんどの人が思うのではないでしょうか。



あふれかえるロジカルシンキング“業界”用語

もちろん、
 いつも実際に10人に尋ねて
 何人が筋を理解できるか確かめる必要はありません。
筋が成り立つためには、
 一定の条件やルールがあるからです。
それらを満たしていれば、
 「筋が通っている」と判断されます。

 
それこそが
 論理思考(ロジカルシンキング)です。

万人が認める筋の通し方を覚えて、
 みんなが認める筋道で物事を考えようというのです。
だから、誰にでも伝わるわけです。

 
ところが、
 問題はここからです。
大抵こういう話の次に出てくるのが、
 演繹(えんえき)法、
 帰納法、
 因果関係、
 三角ロジック、
 MECE(ミッシー)
 といったロジカルシンキング“業界”用語です。

 
小難しい話に脳みそがかゆくなって、
 挫折した方が多いのではないでしょうか。
何とか頑張って理解しても、
 ディベートでもしない限り、
 実際の日常生活で使えるところはほとんどありません。
第一、
 そんなものを振りまわすと「意識高い系だ!」と嫌がられるのがオチです。

 
多くの人が求めているのは、
 コンサルタントや弁護士が用いるような
 厳密なロジックではありません。

 「経験や直観ばかりに頼らず深く考えたい」
 「もっと分かりやすく自分の話を伝えたい」
 「一目で分かる文書をつくりたい」
 といった、思考やコミュニケーション上での悩みを解決したいのです。

そのための
  “普段使い”のロジカルシンキングが
 求められているのではないでしょうか。

フレーズを覚えて口癖にしてしまおう!

そこで、
お勧めしたいのが、
 筋を通すときによく使う
 フレーズを覚えて口癖にすることです。


具体的には、
 原文に書き加えた、
 「一言で言えば」
 「そして」
 「にもかかわらず」
 「なぜならば」
 「だから」
 「とりわけ」
 「とはいえ」

 といった言葉です。

 
これらは、
 <結論> → <理由>
 や
 <選択肢> → <優先順位>
 といった論理の接続を表したり、
 次に出てくる論理展開を前もって知らせる役目をしています。

 正しく使えば、
  論理が見違えるほど明確になってきます。
 フレーズを挟み込むことで、
  論理的に考えざるをえなくなります。
 演繹法だのミッシーだのは、
  それができた上での話です。

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