マネジメントとは

あなたはリーダーシップとマネジメントの違いをどのように定義しますか? 

また、あなたはどちらの能力に長けているでしょうか。

スティーブン・R・コヴィー博士は以下のように説明しています。

マネジメントは
 手段に集中しており、
 どうすれば目標を達成できるかという質問に答えようとするものである。


一方、
リーダーシップは
 望む結果を定義しており、
 何を達成したいかという質問に答えようとするものである。


多くの組織は、マネジメントのしすぎ、
 リーダーシップのなさ過ぎである


あなたの組織ではいかがですか?
ビジネスの世界では、市場の激しい変化に伴い、
 数年前のヒット商品が今では全く売れないというのが当たり前となっています。
敏感に環境の変化を捉え、
 正しい方向に資源を注ぐためには
 強力かつ主体的なリーダーシップを発揮しなければならないでしょう。
事業の方向性を定め、
 進路をメンバーに明確に示す必要があります。

効果的なリーダーシップのないマネジメントは、
 ある人の言葉を借りれば、
 「タイタニック号のデッキで椅子を片付けるようなもの」だそうです。
  またコヴィー博士は「いかなるマネジメントの成功も、
  リーダーシップの失敗を補うことはできない。
しかし、
 ほとんどの場合、私たちはマネジメントのパラダイムにとらわれすぎて、
 リーダーシップを疎かにしがちである」と言っています。

もちろんマネジメントも大切です。
しかし、
 マネジメントがリーダーシップの前に来ることはありません。

会社の行く末を決めるような大きな戦略が決定する前に、
 今月の行動計画が決まることはありません。


それは個人の生活においても同じです。
自分の人生の目的、
 自分が進むべき方向、
 将来の明確なビジョン、
 そうした自分の中でのリーダーシップが発揮されなければ、
 人生の効果的なマネジメントはありえません。

あなたの人生において、あなたは十分に自己リーダーシップを発揮していますか?

著名人によるリーダーシップとマネジメントの定義

ウォーレン・ベニス
  リーダーは地平線を見つめる   
  マネージャーは足元を見つめる

ジョン・コッター
  リーダーシップは変化に対応するもの  
  マネジメントは複雑なものに対応する

ジョン・マリオッティ
  リーダーは建築家である   
  マネージャーは建築業者である
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マネジメント

マネジメントとは
 何かを調べる必要がある。

筆者は,マネジメントを発明したとされる
 ピーター・ドラッカー氏の定義に従っている。

ドラッカー氏は
 「マネジメントを
  その役割によって定義しなければならない」とし,

マネジメントの役割を
 三つ挙げている。

第一は,
 組織に特有の使命,目的を果たすこと。

第二は,
 仕事を通じて働く人たちを生かすこと。

第三は,
 社会の問題について貢献する,である。


まとめると,
 「組織の人たちを生き生きとさせ,
  高度な成果を上げる」


ことがマネジメントというわけだ。

ドラッカー氏は,
 「(マネジャーは)オーケストラの指揮者に似ている」という。

指揮者は,
 各奏者が持つ強みを発揮させるとともに弱みを消し,
 各奏者を統合して生きた音楽を創り出す。

 マネジャーも同様である。

こうした仕事の呼び名として,
 「管理」「管理者」が適切かどうか。

いくつかの国語辞典や漢和辞典で
 「管理」を引いてみたが,
 やはりマネジメントとは違うと思う。

もっとも,
 ある辞典で「マネジメント」を引くと,
 「管理」と出ており,
 やはりマネジメントを管理と訳すのが一般的であるようだ。

だが筆者は意地でも管理とは書かない。


【management】経営、管理。

目標、目的を達成するために
 必要な要素を分析し、
 成功するために手を打つこと。

ビジネスにおける

マネージメントに必要な要素

1.目標、目的を明確化する
2.人材を配置し、管理する
3.担当者の能力を把握し、
  業務を割り当て、管理する
4.進捗状況、達成状況を管理する
5.ミーティングを行い、
  チームの意思統一を図る
6.情報収集を行う

マネジメントの役割・必要な感覚・活動

ドラッカー図解
 マネジメントの役割・必要な感覚・活動

今回は、
 マネジメントについて
 さらにビジュアルシンキングで理解したいと思います。
まずは
 マネジメントが
 一体どんな役割を担うことで、
 組織に成果をあげさせるのか。

ドラッカーは
 どのように考えたのでしょうか?
図4: マネジメントの役割
management_004.gif


マネジメントには
 大きく3つの役割があります。
役割1は
 人に向けたもの、
役割2は
 組織自体に向けたもの、
役割3は
 社会に向けたものとなっています。

役割3にある
 「社会への影響」とは、
 たとえば環境配慮です。

組織は
 個人と社会に作用します
 (個人-組織-社会の関係は
  前の記事の図3を参考にしてみて下さい)。

したがって、
 マネジメントの役割も
 その点を踏まえた内容となっています。

図5: マネジメントに必要な感覚
management_005.gif


組織が
 目先のことばかり追っていたらどうなるか。

あるいは
 組織が
 遠くの夢ばかり追いかけていたらどうなるか。

これについては
 サッカーのワールドカップを例に、
 考えてみたいと思います。

サッカーのワールドカップは、
 グループリーグと決勝トーナメントで構成されていて、
 
グループリーグの上位2チームが
 決勝トーナメントに進むことができます。

目先のことである
 グループリーグにチームのピークを持ってくると、
 そこで力を使い果たしてしまい、
 決勝トーナメントで結果が得られません。

反対に決勝トーナメントばかりを考えて
 予選リーグで力を温存しておこうとすると、
 決勝トーナメント進出が難しくなります。

現在(短期)と未来(長期)、

この2つを調和させること
 限られた資源を
 どんな比重で現在と未来につぎ込むのかを決めることが
 マネジメントには求められます。

図6: マネジメントの活動
management_006.gif


図6にした考え方は僕には新鮮でした。

「【エッセンシャル版】
  マネジメント 基本と原則」を読むまで、
  マネジメントの主な活動は、
  管理にあるとどこか思っていました。

たとえば組織には
 改善活動がつきものです。

それを管理的活動の延長ではなく、
 起業家的活動の一つとして捉えたらどうでしょうか?

より大きな変革を生み出すことができそうです。

マネジメントは
 管理もする、
 けれどそれだけではなく、
 古くなったものを捨てて、
 前に進む起業家としての活動も行う。

何事であれ、
 新しい考え方、
 新しいものでも、
 いずれ古くなるのは世の常ですから、
 現状の管理をしているだけでは、
 やがて組織は社会の変化に取り残され、
 社会貢献することができなくなってしまいます。

もう一度、
 マネジメントの原点を思い出してみましょう。

マネジメントは、
 組織に成果をあげさせる機関でした。

組織が
 現在だけでなく未来も成果を出していくためには、
 
マネジメントが、
  図4で挙げた
   3つの役割、
  
  図5で挙げた
   バランス感覚、
  
  それから図6で挙げた
   2つの活動を揃えた機関である必要があります。

特に、
 図6にある
 起業家的活動を
 マネジャーが当たり前のように行う組織は、
 長期にわたって成果を上げることができる
 体質を備えていると言えそうです。

組織とは、マネジメントとは

ドラッカー図解
 組織とは、マネジメントとは

マネジメントとは?
その問いに答えてくれたのがドラッカーでした。

図1: 組織とは、マネジメントとは
management_001.gif


組織はその成果を通じて、社会に貢献します。
組織は、存在そのものに価値があるのではなく、その成果に価値があります。
組織は「目的」ではなく「手段」です。
マネジメントは組織に成果をあげさせるための機関です。

図2: 組織・マネジメントと全体主義の関係
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組織がなんらかの「社会貢献」で成果をあげることで、社会は組織に「自由と尊厳」を与えます。
あるいは自由を認めざるを得なくなります。
その結果、組織は全体主義から組織そのものとそこに属する個人を守ってくれます。
マネジメントは組織に成果をあげさせる機関なので、
言ってみれば全体主義に代わって僕らを生(活)かす存在と言えます。

図3: 個人 – 組織・マネジメント – 社会の関係
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ここまでのところをまとめたのが上の図になります。
個人は組織を通じて、自己実現をし、組織は社会に対して貢献します。
社会は組織に自由と尊厳を与え、組織は個人に生活のもととなるお金や社会的地位、社会における役割、自己実現の機会、社会貢献の機会を与えます。

現代社会では、企業活動だけじゃなく、多くの社会的課題(年金、教育、環境、科学、福祉、医療など)が組織の手にゆだねられています。
よって、「マネジメントは社会、さらには世界を変えるもの」だと、そう僕は解釈しています。

★企業経営と組織・人のマネジメント

MBAの知識 ( 48 ) ベーシックス 

企業経営と組織・人のマネジメント
 
”MBA(経営大学院)の知識” シリーズは、
400回シリーズで2012年末まで掲載します。

 欧米企業の経営陣の多くはMBAを取得しています。
ハーバード・ビジネススクール、MITスローン・スクール、UCLAアンダーソン・マネジメント・スクール、ノースウェスタン大学ケロッグ・スクール・オブ・マネジメント、スタンフォード大学経営大学院など、多くの名門ビジネススクールがあります。

 国際競争が激化する中で、若手ビジネスマンが、欧米のビジネススクールに2、000万円もの準備金を貯めて2年間留学しなくとも、知識だけならばこのブログを毎日見ていれば、欧米のビッグビジネスの経営陣と対等になるような社会のインフラを作ります。

 ただし、ヒデキ自身は昔、MBA留学に憧れていたものの、2000万円も貯金することができず、実際に取りに行った訳ではないので、ブログを書きながら視聴者の皆さまと一緒に勉強させて頂く、というレベルであることを申し添えておきます。

 企業は戦略目標の達成という目的を持っており、企業で働く個人は生活維持の欲求や、集団での自己顕示や自己顕示や自己実現といった動機を持っている。組織・人のマネジメントとはこのような企業の目的と個人の事情とうまくマッチングさせ、仕事を遂行させるためのエネルギーを最大にすることが目的である。

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 組織の中で自己を昇華させることにより、個人は各々の単位としての総和よりも大きな付加価値を創出することが可能になる。そのためには個人と組織の欲求を一致させるような、言い換えれば個人と組織の調和と平衡を作り出すような 「 個人の組織化 」 が求められる。

 しかし、人はモノやカネと違い自由な意思を持っており、その意思を第三者が容易にコントロールすることはできない。そこに企業経営の難しさがあり、またそれが本題のテーマである。人と集団、あるいは組織とのかかわりという視点から議論を進めたい。

◎組織のマネジメント

 組織のマネジメントとは、
 
 戦略目標の実現に役立つ組織文化を醸成し、
 また
  最も効果的に戦略目標を実現できる
  組織形態をつくり上げる事をその目的とする。
 どのように社員を配置し、
  そして個々の社員にどんな仕事をしてもらうのか、
 また、
  そのために社員の能力をいかに高めるかが主要テーマである。

 企業は、
  人事異動をどうするか、
 まただれを昇進させるか等、
  人をどう扱うかという
  個別テーマに安易に入り込んでしまう傾向がある。

 最も重要なのは、
  企業にはまず経営理念 ( ミッション )、
  ビジョンに基づく経営戦略があり、
  その実現のために組織・人のマネジメントがあるという点である。
 したがって、
  経営戦略上の目標を達成するという視点に立ち、
  必要な業務を最も効率よく達成する
  組織形態および人事システムを構築する必要がある。

 人事システムには、
  採用、人員配置計画、評価、報酬、能力開発等があり、
 各組織部門や個人の責任と権限を明確にし、
  望ましい人材育成や適切な動機づけを行うのが、
  組織・人のマネジメントの基礎である。


◎人のマネジメント
 
 個人に焦点を当てると、
  仕事に対する個人のモチベーション ( 動機づけ ) を高める
  インセンティブを企業がいかに提供するかが、
  組織・人のマネジメントの主要テーマとなる。

 まず第1に、人材は他の経営資源と違って、
  有効なモチベーションを与えると
  自ら向上するものである。
 モチベーションにはいくつかのパターンがあるが、
  適材適所によって達成感のある仕事を任せ、
  それに適切な地位と報酬を与えることが基本である。

 重要な点は、
  企業は組織の戦略目標を達成るすために、
  異なったモチベーションで働いている個人に対して
  適切なインセンティブを与え、
  個人のエネルギーを組織目標の達成という同一ベクトルに向けさせることである。

◎企業と個人との関係

企業と個人とを結びつけるのが、
 組織上の 「 役割 」 である。
個人は、
 個別の経験、能力、知識を持ち、
 独自の価値観、欲求にもとづき職務を遂行する。

 一方、

 企業は、
  独自の経営理念 ( ミッション )、
  ビジョン、経営戦略に基づく目標を持ち、
  個別の組織形態および人事システムを所有する。

 企業 ( 組織 ) は、
  個人の能力・経験等を考慮して、
  各個人に対する役割を定義し、
  その成果を期待する。

 個人は、
  企業より定義された役割において、
  自らの能力・経験をもとに行動し、
  最大の成果を得るべく努力する。

 成果に対しては
  適切、公正、公平な基準により評価する。

  評価に基づき各個人には報償が与えられ、
   新たな役割を与えられる。

 一方、
 企業は、
  成果に対する評価に基づき
  組織形態・人事システムを見直し、
  新たな役割を定義する。

 この過程において、

 企業(組織)は
  戦略上の目標を達成し、
  個人は満足して職務に遂行するわけであり、
  そのサイクルを生み出すのが、
  
 組織・人のマネジメントである。

 ( 引用: MBA マネジメント・ブック グロービス経営大学院 )
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