「通じて」と「通して」の文法上の違い。

「通して」……能動的に媒体を利用してと言う意味になる。
「通じて」……受動的、媒体から結果として何かを受けった事。

「通して」・・・意志的な文
「通じて」・・・事実


「通して」の元の形は「通す」です。
「通じて」の元の形は「通じる」です。

日本語で、「す」で終わるものは
 能動的なニュアンスを持ちます。

「通す」は
 能動的に、たとえば「針に糸を通す」ようなイメージがあります。
 能動的なので、「一生懸命」という言葉と一緒に使えます。

○「一生懸命針に糸を通す」

でも、「偶然」という言葉と一緒には使えません。

×「偶然針に糸を通す」



「通じる」は、
 自発的に「つながる」というニュアンスがあります。
 自発的なので、上のとは逆で、「偶然」という言葉と一緒に使えます。

○「偶然電話が通じた」

でも、「一生懸命」という言葉とは一緒に使えません。

×「一生懸命通じた」

もう、両者の違いはハッキリしましたね。

例文を用意してみました。
 •「~を通して」の用法
   「(一生懸命)インターネットを通して宣伝する」能動的
 •「~を通じて」の用法
   「(偶然)インターネットを通じて知り合う」自発的

つまり
 「一生懸命」をつけてもおかしくなければ
   「通して」を使う

 「偶然」をつけてもおかしくなければ
   「通じて」を使う
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