戦略と戦術の違い

はじめに
 戦略はwhatで
 戦術がhowです。


経営戦略を立てる時、
  戦略と戦術がごちゃごちゃになってしまうことがあります。
  ここでは、戦略と戦術の違いについて紹介します。

戦略はwhatで
戦術はhow
 戦略は
  目的を果たすために何を行うかということです。
 戦術は
  戦略をどう実行するかということです。


例えば、
 サッカーで自分のチームが相手チームより身長が高かった状況を考えます。

この時、
 空中でのボールの奪い合いでは勝機があると仮定します。
 このような状況での戦略は、
  空中でボールをなるべく運ぶことといったようなものになります。
 この戦略に対し、
  戦術を考えると、
  ゴールを奪うためにはなるべくサイドからの
  センタリングでヘディングを実施するということ、
  パスはなるべくロングフィードにして
  カウンターを狙うことなどがあげられます。

戦略は統制をとるもの

戦略は
 全体の統制をとるためのものです。

戦術を履行するのは
 現場で様々な課題と向き合っている方々です。

戦術は
 個々の方針で決まるわけですが、
 戦略がないと
 いざ何か意思決定をする時に直面した場合に迷うわけです。

 その道筋を決めるのが戦略というわけです。


まとめ
 戦略はwhatで
 戦術はhowです。

 戦略は
  全体の統制をとるためのものであり、

 戦術は
  現場担当者が戦略を進めるためにとる手段です。
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戦略と戦術の違い

戦略と戦術を語源から考える

  戦略 = 将軍の術?
  戦術 = 兵士の術?

シンプルにすると
全体のことを考えるのが・・・戦略
個別のことを考えるのが・・・戦術

将軍→戦略、兵士→戦術ならば、
 部隊の司令官は?
 軍曹は?・・・となるわけです。


 戦略 = 方向性を決めること
 戦術 = 実行すること

 戦略とは、資源の配分を決めること
 戦術とは、与えられた資源を活用する方法



具体的に言うと、

・戦略とは、資源の配分を決めること
  = どこを攻めるか決める。部隊をどう配置するか決める
  = どの事業に参入するか、どの事業にどれだけ人を投入するか決める

・戦術とは、与えられた資源を活用するための方法
  = 配置された部隊で戦う方法を決める
  = 部内(課内)の人員で、業務目標を達成する方法を決める

 戦略 = 「何をやるか (何をやらないか)」
 戦術 = 「(それを)どうやるか」

戦略とは
 「捨てるもの」 を明確にして、
 「注力するもの」 を決めることではないでしょうか。

良い戦略は、
 「これを捨てる」 と書かれていないにしても、
 それが判断できるようになっています。

逆に、これが無いものは、「戦略」 ではなく、
単なる「スローガン」 に過ぎないのです。


この考え方を、もう少し明確にしたものが、先ほどの、

・戦略とは、資源の配分を決めること
・戦術とは、与えられた資源を活用するための方法


「戦略」「作戦」「戦術」の違いを図解で理解しよう

会社の経営はよく戦争に例えられます。

「戦略」「戦術」「武器」など、
 戦争用語が頻繁にオフィスで語られます。

ただし、
戦略と戦術がゴッチャになっていたり、
 戦略なき戦術を一生懸命に考えたりする無駄もよく見られます。

言葉の定義は大変重要で、
 おろそかにすると
 大きなコミュニケーションミスを招きます。


そこで、
戦争そのものに照らしあわせたときに、
 会社の経営はどのような流れであるべきかを図解してみました。

20151005 戦略戦術


会社経営をピラミッドに例えると
 不変の理念の基で
最も重要なのは
 「戦略」です。


①戦略とは

物語のシナリオを描く
 戦略は兵法です。

目的を達するための
 「シナリオ」です。


映画だってシナリオがなければ、
 出演者もロケ地も、シーンも決まりません。
投資家もお金を出してくれません。
シナリオは一番大事で、なおかつ大きな視点です。

どの業界において、
 どのようなポジションの会社にするか? 
どのような魅力や優位性がある企業に育てるか? 
こうしたことが戦略になります。



プロジェクト全体の指揮を取る
次に、戦略を実行する各プロジェクトが「作戦」です。
第2次世界大戦中に連合国がヨーロッパで実施した
 「ノルマンディー上陸大作戦」のように、
 成功するかしないかを決定づける重要なプロジェクトが作戦です。

英語的にはOperation。
※Operationとは、機械などの操作。運転。作戦。軍事作戦行動。

通常、戦略を実行するために
 多くのプロジェクトが並行して進むものです。

その全てに目を配り、成功させることが目的となります。


②戦術は、その次です。

これは各プロジェクトを成功させるための
 具体的な戦い方です。
  兵士を何人投入するか、
  どんな兵器で戦うか、
  どこから攻めるのか、
  といったことを決めます。

企業においては、
 現場をどのようにリードしていくかということになります。

英語ではTacticsです。

※戦略(Strategy)、作戦(Operation)、戦術(Tactics)、そして兵站(Logistics)

そして、一番下が戦術(兵士・兵器)をサポートする
 後方支援(combat service support)。

物資輸送、労務管理、
 環境の構築や整備などあらゆるサポート業務が入ります。

多くの人は素晴らしい新製品を作る、
 広告宣伝を派手にやる、
 営業部門を増員するといったことを
 「戦略」だと考えるようですが、

 これらは企業経営全体から見れば「戦術」の領域です。

 作戦、戦術、後方支援をつかさどるリーダーは
  会社全体のシナリオを頭に入れながら現場活動をしなければなりませんし、
  経営者(自責の念も込めて)は、
  それをしっかり末端まで伝えていかねばなりません。
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