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野村式

帰納とは
 個々の具体的な事例が
  一般に通用するような法則を導き出すこと

たとえば、
 カラスを一万羽調べると
  カラスって黒い鳥じゃないの
・・・法則を見つけること



演繹とは
 一つの法則を使い
  他の事柄の原理や事実を導き出すこと

たとえば
 カラスは黒い鳥
 その鳥がカラスなら黒い鳥であると
・・・法則を当てはめること
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基本的な論理思考

分析型アプローチと設計型アプローチは、それぞれ帰納的アプローチ、演繹的アプローチとも呼ばれます。
 この、帰納的、演繹的というのは、論理学で古くから知られている帰納法と演繹法という2つの基本的な論理思考によります。

 帰納法(Inductionインダクション)は、まず個々の事実や特殊な問題を踏まえて、それを拡張して一般的で普遍的な理論や規則を見出そうとする考え方です。(拡張的推論)

事実
 この袋から豆を取り出したんだ

一般
 ほら、みんな白だろ

結論
 つまり、この袋には白い豆が入っているのさ



演繹法(Deductionディダクション)は、公理とか定理、規則のような普遍的あるいは一般的な理論を前提にして、個々の事実や特殊な問題を解明していく考え方です。(解明的推論)

理論
 この袋には、白い豆を入れることになっているのさ
事実
 そして、この袋から豆を取り出した
結論
 な、だからこの豆は白だろ

要するに、まず事実があってそれから理論を見出そうとするのが帰納法、まず理論があってそれから事実を解明しようとするのが演繹法です。

 生産現場などで実際にありそうな問題で比較してみましょう。

 例1 ある機械の動力ユニットの駆動部が鉄サビでロックしてしまった・・・という不具合が起きた。

帰納法
事実
 この駆動部は鉄でできている
一般
 水中に浸されている駆動部はサビているモノが多い
結論
 故に、この駆動部も水中に浸されて鉄サビが出たのだ(検証は不要)
だから
 駆動部が水に着かないように使用者は注意を促した

演繹法
理論
 鉄は水中で酸化されてサビが出る
事実
 この駆動部は鉄でできている
結論
 故に、駆動部が水中に浸されるとサビが発生するのだ(結論は不要)
だから
 駆動部が水に触れないように防水カバーを取り付けた


 

例2 納入した製品ロットの中に異品が混入した・・・という不具合が起きた

帰納法
事実
 製品の中に異品が混じっていた
一般
 作業者が間違えて異品が混入することがよくある
結論
 故に、今回も作業者がミスをしたに違いない(検証は不要)
だから
 作業者にミスしないように注意した

演繹法
理論
 ミスをしない人間なんていない
事実
 製品の中に異品が混じっていた
結論
 故に、作業者が間違えて異品を入れた可能性が高い(結論は不要)
だから
 作業者にまちがえないように注意した

いずれも、結論後の検証が不要なのは、結論を導く前に事実の調査を行っているからです。その調査に時間と手間が掛かるので、問題解決の場合は計画的にやることがとても大切になります。小さな改善でも、事前にガントチャートやフローチャートを作ってプランニングするのはこのためです。




推論の基本「演繹法」と「帰納法」を使い分けて考える力を身につけよう

推論のための論理は、実は2通りの方法に集約されます。演繹法と帰納法です。

演繹法は、「××だから、○○である」という論理を数珠つなぎにしていき、結論を引き出す方法です。
演繹法とは、一般論やルールに観察事項を加えて、必然的な結論を導く思考方法のことです。三段論法とも言われます。
「演繹法」は,ルール(大前提)から結論を導き出す思考の経路


日本は高齢化が進んでいる
 →だが高齢者向けの施設は少ない
 →高齢者向けの施設を建設すればお客さんが集まる、といった流れ

野菜は栄養がある。にんじんは野菜だ。
 だから、にんじんは栄養がある。

演繹法の欠点は、
 正しくない、
 あるいは使用するのが適切ではない前提を用いてしまうことがあること

帰納法は、
 多くの観察事項(事実)から類似点をまとめ上げることで、
 結論を引き出すという論法です。


帰納法では「納得感」が大事です。
観察事項が適切でなかったり、
 少ない観察事項からむりやり結論を引き出そうとすると、
 「納得感に欠けてしまう」ことがあります。

帰納法ではこんな流れになる。Aさんが死んだ→Bさんが死んだ→Cさんが死んだ→共通項は死だ→人は皆死ぬ。

例えば、「A社は新製品が出ていない」「A社の従業員が多くやめている」「A社から支払いの先延ばしがあった」といういくつかの事実から、「A社は経営難に陥っている」という結論を引き出すというもの

例えば、「毎日いつ見ても、日は上り、沈んでいく」という現実から、「太陽は毎日上り沈むことを繰り返す」という理論を唱えるのが帰納

カラスしか見たことが無い人が「鳥はみんな黒い!」という理論を唱えても、白鳥を見せられたらその理論があっけなく崩れ去るように、現実におきている事象というものを正確かつ全て把握するのは困難なので、理論は頻繁に再構築する必要があります。

帰納法の欠点は、全事例を網羅するか、それと同等の論理証明をしない限り、帰納した結論(帰結)は必ずしも確実な真理ではなく、ある程度の確率を持ったものに過ぎないこと



演繹法がアイディアだとすると、帰納法は調査やマーケティングにあたります。企画からすれば「ひらめく演繹」と「まとめる帰納」


演繹法は式を次々に繋げていって推論を重ねていく手法なので、「数学の考え方」に近いといえましょう。


帰納法の、観察事項(事実)を積み重ねて結論を出すところは、「理科の実験」的な考え方といえそうです。

「帰納法」

共通点から導き出す「帰納法」

グラフや統計から結論をひきだすのは
 帰納法的考え方

グラフや統計から結論をひきだすのは
 帰納法的考え方


帰納法は、
 多くの観察事項(事実)から類似点をまとめ上げることで、
 結論を引き出すという論法です。

理科の実験、科学の分析の方法論と一緒です。

結晶Aは、○○の性質がある。
結晶Bも、○○の性質がある。
結晶Cも、○○の性質がある。

どうやら、ある種の結晶には、
 必然的に○○の性質がそなわっているようだ。

という具合です。

要するに、
 観察をして共通の事項をくくりだし、
 議論を一般化させるということをやるのが帰納法です。

帰納法では
 「納得感」が大事です。

観察事項が適切でなかったり、
 少ない観察事項からむりやり結論を引き出そうとすると、
 「納得感に欠けてしまう」ことがあります。

「演繹法」

論理を積み重ねていく「演繹法」

学校でいちばん最初に習う考え方
 「××だから、○○である」というのが演繹法の論理です。

演繹法は、
 数学的な考え方。

 だれもが疑いようのない自明な公理から出発していき、
  論理を積み重ねることによって、複雑な結論にいたります。
 古代ギリシアの哲学者アリストテレスの思考法ともいわれ、
  その論法は3段論法とも言われます。

大前提: すべての人間はいずれ死ぬ
小前提: 私は人間である
結論: 私も、いずれ死ぬ

大前提: 2で割り切れるものは偶数である
小前提: 40は2で割り切れる
結論: 40は偶数である

という形をとるので、
 これは数学の論理を発展するときに近い感じです。
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