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通じる文章に必要な五つの力

清水 久三子 氏

オーガナイズ・コンサルティング 代表取締役

アパレル大手を経て、1998年にプライスウォーターハウスコンサルタント(現・日本IBM)に入社。新規事業戦略立案・展開支援などのプロジェクトをリードする。その後、プロジェクトマネジメント研修やリーダー研修など社内外の研修講師を務め、独立。著書に『ロジカル・ライティング』(日経文庫)、『外資系コンサルタントのインパクト図解術』(中経出版)、『プロの資料作成力』(東洋経済新報社)など


プログラム

「関係性の認識」通じる文章に必要な五つの力
1-1 通じる文章の要件
1-2 五つの力の概説 「説得力」「論理力」「伝達力」「適応力」「修正力」
1-3 書き始める前に必ずしたい「目的設定」と「関係性の認識」

相手目線のメッセージを作り込む「説得力」
2-1 メッセージに欠かせない主張と根拠
2-2 ピラミッドストラクチャーでメッセージを組み立てる
2-3 相手視点で「なぜ?」を考えるために

相手に読む動機を与える「論理力」
3-1 「筋道」と「構成」
3-2 筋道の立て方
3-3 構成の作り方

読みやすさと分かりやすさを高める「伝達力」
4-1 言葉を厳選する
4-2 骨組みが分かりやすい文を作る
4-3 文をつなぐ

“TPO”に応じて表現を使い分ける「適応力」
5-1 文章で意識すべきTPO
5-2 Target(相手)への適応方法
5-3 Place(媒体)への適応方法
5-4 Occasion(場合・シーン)への適応方法

推敲する眼を養う「修正力」
6-1 レビューの観点
6-2 目的設定のレビュー
6-3 説得力・論理力・伝達力・適応力のレビュー
6-4 レビューのプロセス

総合演習
1.調査報告書の改善
2.要員交代の依頼文書作成

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文章を上手く書く10のコツ

文章を上手く書く10のコツ。伝わる文章は良いコミュニケーションを生む

投稿日:2016年01月28日

僕自身、いっちょまえに記事の編集・校正をしていますが、過去に書いた自分のブログ記事や送信済みメールなどを読み返した時に「なんか文章下手だな」と感じることなんてしょっちゅうです。

メールやLINE、ビジネスでは提案書や報告書など、これからも文章とつきあっていかなければなりません。
ということで今回は、僕が文章を書くときや直すときに気を付けていることをまとめてみました。
(悪い例ではBLOOMのサイトから抜粋しているものがあります。全面的に見直しが必要です…)

1,「伝えたい一文」から書く

「何を伝えたいのか」結論から書き始めると理解してもらいやすくなります。話す時も同じですよね。

良い例
「ホームページをリニューアルしてから問い合わせが減った」というご相談を多くいただきます。
主な原因は、Webサイトが持つ集客力を無視してリニューアルを行ってしまった事です。

悪い例
Webサイトが持つ集客力を無視してリニューアルを行ってしまった事が主な原因となり、「ホームページをリニューアルしてから問い合わせが減った」というご相談を多くいただきます。

2, 主語と述語を正しくつなぐ

文章を読んでいて、一瞬「ん?」と違和感を感じた時は、これが原因のことが多いです。

良い例
情報収集がたやすい今、見込み客は自ら購入を決断できる時代だ。

悪い例
情報収集がたやすい今、見込み客は購入する決断を自らできる時代だ。

3,「が」で言葉をつながない。

「が」で言葉をつなぐと、うまく文章がつながったように感じてしまうので注意しています。
読み手が一度に受け取れる情報には限界があるので、一文を切っていくとわかりやすくなります。

良い例
近年SEOではコンテンツの質が最も重要だと言われている。私は全面的ではないが重要な要素としては賛成する。サイト制作者はGoogleが提供する「検索品質ガイドライン」の重要性を理解するべきだ。

悪い例
近年SEOでは、コンテンツの質が最も重要だと言われているが、私は全面的に賛成するわけではないが、サイト制作者はGoogleが提供する「検索品質ガイドライン」の重要性を理解するべきだ。

4, 具体性を持たせる

具体的な数字を書くとイメージしやすくなります。

良い例
Googleのアルゴリズム(検索ランキングのルール)は、年間400以上変動している。

悪い例
Googleのアルゴリズム(検索ランキングのルール)は日々変動している。

5, 文章を簡潔にする

余計な「つなぎ」を削って簡潔に言い切り、読みやすくします。

良い例
Googleのアルゴリズムは、検索者に価値のあるWebページを提供するため進化し続けている。当然、検索順位も動くので継続的に管理する必要がある。

悪い例
Googleのアルゴリズムは、検索者にとってより価値のあるWebページを提供するため進化し続けている。それに伴って当然検索順位においても影響を及ぼすため、継続的に管理する必要がある。

6, 句読点の連発は避ける

ガーっと書きなぐった後に読み返してみた時、句読点の多さにビックリすることがあります(汗)

良い例
SEOは住宅の基礎工事に例えられる。基礎がだめだと家が傾いてしまうように、SEOが不出来だと検索結果におけるパフォーマンスを発揮しない。

悪い例
SEOは、住宅の基礎工事に例えられる。基礎がだめだと、家が傾いてしまうように、SEOが不出来だと、検索結果におけるパフォーマンスを発揮しない。

7, 過剰な敬語は控える

特に成果につながるコンバージョンページでは「いただき」が連続し、過剰な敬語になりがちです。

良い例
申込書はリンク先のページからダウンロードできます。必要事項をご記入のうえ、当社宛にお送りください。あらためてこちらからご連絡いたします。

悪い例
申込書はリンク先のページからダウンロードしていただき、必要事項をご記入いただき、当社宛にご送付いただければ、あらためてこちらからご連絡させていただきたく存じます。

8, 回りくどい表現を避ける

歯切れの悪い言い回しをして事実をぼかさいように気をつけます。

良い例
営業部の成績が悪くなった。買い手の気持ちを考えていなかった。

悪い例
営業部の成績が悪くなった。売り手主導の時代は終わったと言われても仕方ない面があった。

9, 繰り返しを避ける

言葉が被っていると文章に違和感を感じるので、言葉を置き換えます。

良い例
プロジェクトチームの結束には、コミュニケーションの活性化が必要だ。その出発点として、メンバー同士が相手の話をよく聞くことから始めよう。

悪い例
プロジェクトチームが結束するためには、コミュニケーションの活性化が必要だ。そのためには、メンバー同士が相手の話をよく聞くことが必要だ。

10, 接続詞は最小限に

これもやってしまいがち。僕は文章でのつなぎ言葉は、ほとんど必要ないと思っています。
事実だけ書くようにして「どうしてもおかしければつける」くらいの方がすっきりします。

良い例
SEOは順調だ。インターネット広告とFacebookにも注力している。

悪い例
SEOは順調だ。しかし、インターネット広告とFacebookにも注力している。




偉そうに紹介しましたが、プロのライターさんたちから「良い例が良くないから」ってツッコまれないか心配でなりません。自分で気づけるように文章スキルを磨くので許してください。笑
でも「読んでくれた人から意見をもらう」っていうのが一番気付きがあるので有効かも。

そもそも文章を書くという行為は、読み手に何かを伝えるということですよね。
ビジネスでもプライベートでも言いたいことが伝わらなくて、うまくいかないことがあります。

「相手に不快感を与えないように」「言いたいとこが伝わるように」という気持ちで書けば、おかしな文章にはならないはず。大切なことは「読み手がどう感じるか」を意識することです。
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