読解

問題に聞かれたことを答える

問題に合わせて答えるべし

1、○○なのはなぜですか。
 に答えるときは、『~だから。』『~なので。』というようにまとめる。

2、○○はどのようなことですか?
 に答えるときは、『~なこと。』とまとめる。


指示語の問題に答える
“これ”は何をさしますか?
“このとき”とはどんなときですか?
などの、指示語の内容を答える問題があります。

ほとんどの場合は指示語の前に書いてある内容になります。(一度書いたから、指示語に置き換えているからです。)

答えを作ったら、その答えを指示語に置き換えて読んでみてください。それで意味が通れば○、通らなければ×です。

例)6年生になったお祝いに、ずっと前から欲しかったかばんをお母さんに買ってもらいました。新学期に   は“それ”を使うかどうか考えているところです。

と答えるとします。
そこで、この答えを“それ”の代わりに入れてみます。

新学期には『かばんをお母さんにかってもらった』を使うかどうか考えているところです。
となり、この答えではおかしいということがわかるのです。


長い文章の答えを作る その1
時々、字数制限のある問題が出ます。たとえば、
「30字以内で答えなさい。」
というように。

これに、10文字の回答を作ったら、どう採点されるでしょうか?
よくて半分でしょうね。

なぜかというと、想定されている正解の文字数は29文字くらいだからです。
29文字なので、“30字以内”で書きなさいという問題を作ったのです。

つまり結論としては、指定された文字数の90%を超える文字数で答えるべし。


長い文章の答えを作る その2
字数制限のある問題の中には、
 『この時の太郎の気持ちを80文字以内で書きなさい』というような長文解答を求めるものがあります。
解答する方にとっては、心理的に重い問題です。

しかし、次のように考えてみると、心の重さから解き放たれるでしょう。

それは、一番大事な一文を作ること。

上記の例でいうと、
【太郎は悲しく悔しい思いをしていたが、少し立ち直りかけていた。】
というような中心の文章を作る(探す)のです。

その後、必要な字数に達するように、大事な文章・部分を付け加えていくのです。

とにかく、一番大事な文章だけは作るようにしてください。


長い文章の答えを作る その3
大事な一文を書き上げたあとの処理について、追加します。

例文)
太郎は金色のビー玉をいつも大切にしていた。幼い時に、
 かわいがってくれたおじいさんからもらったたった一つの宝物だったからだ。誰にもさわらせないし、もう何年も自分でも触れていなかった。
例題)
太郎が大切にしていたのは何ですか?
1、3文字で
  ビー玉
2、15字以内で
  おじいさんからもらったビー玉
3、40字以内で
  幼いころかわいがってくれた、死んだおじいさんからもらったたった一つの宝物のビー玉

この例題の場合、一番大事な言葉は“ビー玉”。あとは字数制限に合わせて、
 重要な情報を書き込んでいくだけでいいのである。


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読解

説明文の構造 その1

説明文には、必ず筆者の主張があります。
筆者はこの主張を読者に伝えるために、様々な工夫をして文章を書いているわけです。

この主張が、『結論』になるわけです。

さて、この主張を読者に伝えるために、最も多く使われている方法が、筆者が伝えたい主張に対する考えを紹介して、それは違うとかダメという構造です。

いわゆる、“二項対立”という構造です。

わかりやすい例をあげると、
・地球温暖化を防止するために、自分でできることから始めよう
・そんな将来のことを考えてもしょうがないから、今をおもしろおかしく生きていこう
という二人の生活を紹介して、後者の考え方は自分たちの子供や孫の世代のことを考えていないからけしからん、という論を展開して、前者であるべきだ、という結論にする。

説明文を図に表してみると、2項対立の構造している文章がとても多いことに気がつくはずです。




説明文の構造 2
前回、説明文の構造は2項対立していることが多い、と書きました。

2項対立で、AとnotA(Aではない)の対立はわかりやすいのですが、
 中には部分否定で対立させるというややレベルの高い説明文もあります。

例)
・日本人は昔から自然を大切にしてきており、自然が大好きだ
・自然が大好きだとは言い切れない。なぜなら日本人の好きなリゾートやディズニーランドは擬似自然だ からだ

この構造をもった文章をきちんと読み取るには、かなりの力が必要です。

中学受験・高校受験までには、この力を身につけておきたいものです。


一文読解について 追加その3 (主と従)
さらに複雑な一文読解について説明します。

例)きのうは公園に行く予定だったが、雨がふっていたので一日中部屋の中でゲームをしていた。

この文は、
1) きのうは公園に行く予定だった。
2) 雨がふっていたので一日中部屋の中でゲームをしていた。

という2つの文がつながって、できています。
(より細かくみると、2つ目の文がさらに2つに分けられます。)

さて、1と2の文のどちらのほうが、筆者が言いたいことでしょうか?
言い換えると、どちらが主でどちらが従でしょうか?

これは、2が主で1が従です。

一文の中でも要約のルールがあるということです。

文章読解

長文読解の前に
文章読解を出だしの言葉から“。(まる)”までを、
 文章、または一文といいます。

この文章をいくつかまとめたものを段落といいます。
そしてこの段落をいくつか集めたものが長文になるのです。

つまり、長文読解の前に、段落読解、さらにその前に文章読解が必要になります。

文章を読解するには、『述語』と『主語』を見つけ出すことが大切です。(特に日本語では主語が省略されることが多いので、注意が必要です。)


一文読解について
一文読解についての追加です。

シンプルな文章だとあまり問題ありませんが、2つの文がつながった場合だと、どちらが主文か最初のうちはわからないようです。

例)きのうぼくは学校に行った。
 主語:ぼくは 述語:行った。

この場合は何の問題もありません。

例)きのうは公園に行く予定だったが、雨がふっていたので一日中部屋の中でゲームをしていた。
 この中には、
  1、(僕が)行く
  2、雨がふっていた
  3、(僕は)していた。
という3つの文章があり、どれが中心の文章かで迷うようです。


これがわからずして、長文読解もなにもあったものではありませんね。



接続語
文章と文章をつなげたり、段落と段落をつなげる言葉。もちろん、言葉と言葉もつなげます。
前後の関係で使う接続語が決まります。
逆に言うと、接続語を見れば、次にどのようなことを言うのかが想像できるのです。

順接 だから・それで・したがって・すると・ゆえに
逆説 しかし・だが・けれど・ところが
並立 また・ならびに・および
添加 そして・さらに・そのうえ・それから・しかも
選択 あるいは・または・それとも・もしくは
転換 ところで・さて・それでは

説明
 詳説換言 つまり・すなわち・ようするに
 例示比喩 たとえば・いわば
 理由 なぜなら・というのは
 補足 ただし・なを・ちなみに


一文読解について 追加その2
一文読解で、よく間違いやすいパターンを追加します。

主語には、“は”“が”がつく。ということをしっかり覚えたあとに間違えるという中級編です。

“○○には”という場所を表す言葉の最後に“は”がついているものですから、これを主語と取り違えてしまうのです。

例) かばんの中には、筆箱が入ってます。
   間違いの答え→主語が『かばんの中には』、述語が『入ってます。』
   なんとなく合っていそうな感じがします。
   
   解決の仕方としては、述語を先に見つけます。
   述語は、『入ってます。』 それの主語は?(何が入ってるの?)『筆箱が』

例) 壁には絵が飾ってあります。
   間違いの答え→主語が『壁には』、述語が『あります』
   述語から考えると、『あります』 それの主語は、『絵が』

ご注意ください。




読解

説明文の詳細
1、説明文について

なにより、筆者の主張とその理由を見つけ出すことが大切です。

★筆者の主張
主張はきっちり一つあるはずですし、それを問う問題が必ず出ているはずです。
また、この一番大切なことは、通常は文章の一番最後にあります。
時々は一番最初と一番最後にあります。
また、多くの場合、言い方を換えて、繰り返し書かれています。

★その理由
たいていは、理由は1つではありません。2つの場合、3つの場合、それ以上のこともあります。
というのは、理由が1つしかないのに結論を出すと説得力に欠けますよね。

理由を述べるときに、“具体例”を出すことがあります。
筆者からすると、わかりやすく説明するために具体例を出すのですが、解答者がこれに惑わされてしまうことが多いのです。
 ポイント 大事なのは、具体例ではなく、抽象的に表現されている部分。

まとめ
説明文では、文章の最後か最初に書かれている筆者の主張を見つけ出し、さらにその理由を見つけ出すこと。理由を探すときには、具体例でなく抽象的な表現が大事。



物語文の詳細
2、物語文について

どんな主人公が、どのような事件に遭って、どのように成長・変化していったか、を読み取ることが大切です。

つまり、
・主人公は誰でどんな性格や背景を持つのかをつかむ。
・どんな事件が起こったかをつかむ。
・それを通じて、主人公の性格や背景がどのように変化したのかをつかむ。

登場人物の性格や背景を読み取るには、
“セリフ”や“行動”“情景”からみつけ出します。特に人物の気持ちを情景で表現することに注意してください。 
例)天気がどんよりしている→気持ちがどんよりしている
例)北風がピューッと吹きぬけた→心の中を北風が吹きぬけた


多くの場合は、いい方向に変化しますが、そうでない場合もあり得ます。

まとめ
どんな主人公が、どのような事件に遭って、どのように成長・変化していったか、を読み取ることが大切です。



随筆文の詳細
3、随筆文について

随筆はあることを体験(見たり聞いたり読んだり)し、それについてちょっと考えたことを書く、というのが基本です。
ですから、どんな体験を通じて、どう考えたのかを読み取ることが大切です。

より説明文に近いものもありますし、物語に近いものもありますので、実際の問題に対してはこれまでに解説してきた説明文・物語文を参考にしてください。




長文読解

長文読解のとっかかり

長文読解問題を解くには、長文の種類を判断します。

1、説明文
2、物語文
3、随筆文

もちろんそれ以外のこともありますが、ほとんどはこの3種類にあてはまります。

1、説明文は、筆者の結論があり、それを丁寧に説明しています。

2、物語文は、筆者が頭の中で考えたストーリーです。(事実ではありません。)
  多くの場合、主人公がある出来事を通じて成長する、という話です。

3、随筆文は、筆者がある体験をして、それをきっかけに考えたことをちょっと書いてみた文章です。
  筆者の主張が明確な場合は、1の説明文に近くなります。
  体験をきっかけにフィクションを作った場合は、2の物語に近くなります。



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