A.自立語(単独で文節を構成できる品詞)

活用(単語の形が変化すること
 例 動く→動かない )するもの

・動詞・・・動作を表す単語のことで言い切りが「う」の段の文字
 例 動く、泳ぐ、行く、来る、~する

・形容詞・・・事の性質や状態を表す単語で言い切りの形が「~い」
 例 赤い、青い、ない、ひどい

・形容動詞・・・事の性質や状態を表す単語で言い切りの形が「~だ」
 例 静かだ、豊かだ、立派だ

B.活用しないもの
・名詞・・・物の名前のこと
 例 車、家、パソコン、ゲームなどとたくさん出てきます。
人の名前も名詞です。厳密に言えば固有名詞といいますがそれは覚えなくて結構です。

・連体詞・・・名詞を就職する単語
 例 小さな、大きな、その、あの

・副詞・・・おもに動詞、形容詞、形容動詞を就職する単語
 例 すぐに、とても、かなり

・接続詞・・・文と文を繋げる役割を持つ言葉
 例 だから、そして、しかし、なぜなら

・感動詞・・・感動、応答、呼びかけを表す。
 例 はい、いいえ、おはよう、こんにちわ、やあ、ああ、もしもし


付属語(単独で文節を構成できない品詞)
・助動詞・・・活用する付属語
 られる、た

・助詞・・・活用しない付属語
 を、に、が、へ、から、の、と、より


分かりにくい説明ですが僕にはこのくらいしか出来ません。
けど僕が書いたことを理解すれば品詞分類なんて簡単に出来るはずです。
品詞分類なんて理解すれば本当に簡単なので頑張ってください。
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「品詞分類表」

「品詞分類表」に関する問題です。まずは、実力チェック。

【問題】次の「太字の言葉」の、「品詞」をすべて答えなさい。
 (1)真っ赤なお鼻のトナカイさんは、いつもみんなの笑いものだ。
 (2)大きなノッポの古時計は、おじいさんの大きい時計だ。
 (3)「こんにちは!さっきもらったソーダ水は、からいそうだよ。」

 (1)の「真っ赤な」は「形容動詞」。
   「は」は、「助詞」。「いつも」は、「副詞」。
 (2)の「大きな」は、「連体詞」。
   「古時計」は、「名詞」。「大きい」は、「形容詞」。最後の
 (3)について、「こんにちは」は、「感動詞」。
   「もらっ」は、「動詞」。「そうだ」は、「助動詞」です。



STEP1:「品詞」をすべて覚える
 「名詞」
 「動詞」
 「形容詞」
 「形容動詞」
 「副詞」
 「連体詞」
 「接続詞」
 「感動詞」
 「助動詞」
 「助詞」

 の10種類です。

 品詞を順番に覚えましょう。


STEP2:「文節分け」をして、
 「自立語」と「付属語」の意味をマスターする
 
 先ほどの問題文を使って、「文節分け」をしてみましょう。
 「ネ」を入れながら、意味が分かる程度にできるだけ細かく区切って読んでみます。

 (1) 真っ赤な「ネ」、お鼻の「ネ」、トナカイさんは「ネ」、
  いつも「ネ」、みんなの「ネ」、笑いものだ。

 文節に分けたら、
  さらにその中の言葉を細かく分けてみます。
 これ以上分けられない言葉の最小単位を「単語(品詞)」といいます。

 単語(品詞)の中でも、「文節に分けて、
  それだけで文節が作れる言葉(意味が分かる言葉)」を「自立語」と言います。
 一方、「文節に分けて、
  それだけで文節が作れない言葉(意味が分からない言葉)」を「付属語」と言います。

 上の例文の言葉(単語)を、「自立語」と「付属語」に分けてみましょう。

 「自立語」・・・・「真っ赤な」「お鼻」「トナカイさん」「いつも」「みんな」「笑いもの」
 「付属語」・・・・「の」「は」「の」「だ」
 単語はまず、「自立語」と「付属語」に分けられます。

STEP3:「活用する」「活用しない」の意味をマスターする
 言葉(単語)には、「活用する」ものと「活用しない」ものがあります。
 「活用する」とは、その言葉の下に、何か別の言葉がきたときに、
  その言葉が変わることを言います。

STEP4:「品詞分類表」の分け方をマスターする
 (1) 「単語」をまず、「自立語」と「付属語」の大きく2種類に分けます。
 (2) 次に、「自立語」と「付属語」をそれぞれ、「活用する」か「活用しない」かで2つに分けます。

 「付属語」で、「活用する」ものが、「助動詞」。
 「付属語」で、「活用しない」ものが、「助詞」。
 (3)「自立語」を、「活用する」ものと、「活用しない」ものに分けます。

 「自立語」で、「活用する」ものが、「動詞」と「形容詞」と「形容動詞」。
 「自立語」で、「活用しない」ものが、「名詞」「副詞」「連体詞」「接続詞」「感動詞」。
 「自立語」で、「活用する」もののうち、「ウ段」で終わるものが「動詞」。
 (例:「走る」「飛ぶ」「投げる」など)

 「自立語」で、「活用する」もののうち、「~い」で終わるものが「形容詞」。
 (例:「美しい」「大きい」「白い」など)

 「自立語」で、「活用する」もののうち、「~だ」で終わるものが「形容動詞」。
 (例:「静かだ」「はなやかだ」「まぬけだ」など)

 「自立語」で、「活用しない」もののうち、主に「主語」になるものが「名詞」。
 (例:「ブタ」「たこ」「日本」など)

 「自立語」で、「活用しない」もののうち、主に「名詞を修飾する」ものが「連体詞」。
 (例:「大きな」「いわゆる」「たった」など)

 「自立語」で、「活用しない」もののうち、主に「用言を修飾する」ものが「副詞」。
 (例:「いつも」「とても」「いっそう」など)

 「自立語」で、「活用しない」もののうち、「つなげる働きをする」ものが「接続詞」。
 (例:「しかし」「そして」「たとえば」など)

 「自立語」で、「活用しない」もののうち、「感動を表すもの(独立したもの)」が「感動詞」。
 (例:「まあ」「もしもし」「こんにちは」など)

 「付属語」で、「活用する」ものが「助動詞」。
 (例:「そうだ」「られる」「らしい」など)

 「付属語」で、「活用しない」ものが「助詞」。
 (例:「が」「へ」「と」など)

副詞一覧

よく使う副詞の機能別一覧

日本人は話者の感情や態度、
 状態や程度などを伝えるために、
 かなり豊富に副詞を使っていますが、

その中で日常会話でよく出てくる副詞を機能別に取り上げました。
これ以外にも副詞はたくさんありますし、
 擬音語 ・ 擬態語を加えると更に多くなりますが、

以下のものを覚えておけば
 日常会話や作文ではとりあえず支障は生じないでしょう。

1、断定「~だ/~する」と呼応する副詞
  必ず      どんなことがあっても、必ず行きます。
  絶対 ( に )     絶対に勝つ。
  全く      全く同感だ。
  もちろん    もちろんのことだ。
  確かに     確かに受け取りました。

2、「~ない」や否定を意味する動詞と呼応する副詞
(1)全面否定
  決して      これは決して高くない。
  絶対 ( に )      私への反抗は絶対許さない。
  全く       全く話にならなかった。
  さっぱり     何のことか、さっぱりわからない。
  まるで      そんな人はまるで知りません。
  ちっとも/少しも ちっとも( ・ 少しも)食べない。
  一度も      彼女は一度も笑ったことがない。
  全然       あんな男には全然関心がない。

(2)婉曲 ・ 部分否定
  あまり     麺類はあまり好きではない。
  たいして    試験はたいして難しくなかった。
  それほど    それほど重要な問題ではない。
  ろくに     うちの子はろくに勉強もしない。
  めったに    このショーはめったに見られない。

  必ずしも    金持ちが必ずしも幸せとは限らない。
  あながち    彼の話はあながち嘘も言えない。
  一概に     彼の意見も一概に否定できない。

(3)可能形「~(ら)れない/不可能を意味する動詞」と呼応
  なかなか     人の名前がなかなか覚えられない。
  とても      僕にはとても信じられない。
  とうてい(到底) 今からではもう到底間に合わない。

3、推量の助動詞「だろう/かもしれない/はずだ」と呼応する副詞
(1)推量の助動詞と呼応するもの
 1 ) 「~だろう/~はずだ」「~と思う」などと呼応
  たぶん     たぶん待っても来ないだろう。
  おそらく    おそらく君には無理だろう。
  そのうち    そのうち彼の考えも変わるだろう。
  やがて     やがて収束に向かうだろう。
  きっと     やればきっとできるはずだ。

 2 ) 「~かもしれない」と呼応
  ひよっとすると ひよっとすると雨が降るかも知れない。
  ひょっとしたら ひょっとしたら嘘がばれたかもね。
  もしかしたら  もしかしたら転勤になるかもしれない。
  もしかして   もしかして、

 3 ) 「~ないだろう」など否定推量と呼応
  まさか     まさか君が犯人ではないだろうね。
          まさか彼が知っているはずがないと思うが、 ・・・ 。

(2)「~のだろう/~ことだろう」(感嘆)などと呼応するもの
  なんと     なんと今日は寒いんだろう。
  なんて     なんて狡い人なんだろう。
  どんなに    どんなに喜んだことでしょう。
  どれほど    どれほど心配したことだろう。


4、「ようだ/そうだ/らしい」と呼応する副詞
  今にも     彼女は今にも泣き出しそうな顔だった。
  どうやら    どうやら風邪らしい。
  どうも     その話はどうもほんとうのようだ。
  いかにも    いかにも彼のやりそうなことだ。
  まるで     まるで水を打ったような静けさだ。
  さも      父はさも嬉しそうに笑った。
  あたかも    今日はあたかも春のような暖かさだ。

◆ 関連する副詞
  なんだか    なんだか気味が悪い話だね。
  なんとなく   なんとなく嫌な予感がするんだ。

5、完了形「~した」と呼応する副詞
(1)過去を表す副詞
   ( 今 ) さっき    ( 今 ) さっき来たばかりだ。
  たった今    僕も、たった今、来たところです。
  この間     この間はどうも失礼しました。
  もう      その件はもう連絡しました。
  とっくに    子どもはとっくに寝ました。

(2)過去のことの推量
  確か      確か通帳はタンスの中だったと思う。
  てっきり    僕はてっきり冗談だと思っていた。

6、「~たい/~てください」(希望や依頼)と呼応する副詞
  ぜひ         ぜひ遊びに来てください。
  どうしても     どうしても勝ちたい。
  なんとしても    何としても志望校に合格したい。
  できれば/できたら できれば( ・ できたら)参加したい。
  できるだけ     できるだけ早めに来てください。
  どうか       どうかお許しください。
  せめて       せめて利子だけでも払って欲しい。

7、「~てしまった」と呼応する副詞
  つい      ごめん。つい朝寝坊してしまったんだ。
  うっかり(して)うっかり約束を忘れてしまっていた。

8、「~ておく」と呼応する副詞
  あらかじめ   あらかじめ準備しておくように。
  事前に     事前に連絡した方がいいよ。
  そのまま    窓はそのまま開けておいてください。

9、仮定や理由を表す助詞と呼応する副詞
(1)「~たら/~ば/~なら」と呼応するもの

  もし      もし、お時間がおありでしたら。
  仮に      仮に君が彼の立場だったら、どうした?
  万一      万一火災が起こったら、この非常口から逃げてください。
  もしも     もしも僕に羽があるなら、君のところへ飛んでいきたい。
  一旦      一旦約束したら、必ず守る。
  例えば     例えば君が僕の立場だったら、どうした?

(2)「~ても」と呼応するもの
  たとえ     たとえ嘘でも、ほめられれば嬉しい。
  仮に      仮に彼の立場でも、同じことをした。
  いくら/いかに いくら( ・ いかに)苦しくても、最後までがんばりなさい。
  どんなに    どんなに努力しても、彼には勝てない。

(3)「~からには/~以上」と呼応するもの
  一旦      一旦やると決めたからには、必ずやる。

10 、その他の副詞の機能別整理
(1)回数を表す副詞

  いつも     彼はいつも遅刻している。
  いつでも    いつでも遊びに来てください。
  しばしば    夜中にしばしば目が覚める。
  たびたび    たびたびご迷惑をかけてすみません。
  よく      最近、よく忘れ物をする。
  ときどき    彼はときどきこの店に来ます。
  たまに     彼にはたまに会うことがあります。
  めったに~ない 彼女はめったに笑わない。

(2)数量を表す副詞
  全部/全て   仕事は全部(全て)終わりました。
  すっかり    山の雪もすっかり解けた。
  たくさん    たくさん召し上がってください。
  十分      時間はまだ十分あります。
  あまり~ない  私はあまりお酒が飲めません。
  少し/ちょっと ご飯が少し残っている。
  ほとんど~ない 残り時間はほどんどありません。
  全然~ない   お金が全然ない。
  さっぱり~ない 今日は魚がさっぱり釣れない。

(3)時間の長さを表す副詞
  いつまでも   いつまでも君のことを忘れない。
  ずっと     君が来るのをずっと待っていたんですよ。
  長らく     長らくお待たせしました。
  しばらく    しばらくお待ちください。
  少し/ちょっと ちょっと待ってください。
  少々      少々お待ちください。

 *「あまり~ない/ほとんど~ない/全然~ない」も時間を表す。

(4)順序を表す副詞
  最初に     最初に自己紹介をしてください。
  はじめに    はじめにお断りしておきますが、 ・・・
  先ず      先ず、私から説明します。
  先に      先に勉強を済ませなさい。
  次に      次に校長からご挨拶をいただきます。
  後で      後で連絡します。
  終わりに    終わりに、みんなで乾杯しましょう。
  最後に     最後に一言申し上げます。

(5)数量や程度を表す副詞
 1 )  高程度

  非常に     これは非常に高価な品だ。
  すごく     彼のことがすごく好きよ。
  とても     とてもおいしいです。
  実に      実に美しい。
  大変      生活に大変困っている。
  ほんとうに   ほんとうにすばらしい。
  ずいぶん    ずいぶんできるようになったね。
  よく      よく食べる人だね。

 2 )  中程度以上
  なかなか    この作文はなかなかよく書けている。
  かなり     かなり難しいテストです。
  相当      相当がんばらないと、合格は無理だよ。

 3 )  低程度
  まあまあ      今度の試験はまあまあだった。
  どうにか/なんとか 今の給料で、どうにか( ・ なんとか)食べていけます。
  たいして~ない   その映画はたいしておもしろくなかった。
  それほど~ない   彼がいなくても、それほど困らない。
  あまり~ない    あまりいい作品ではないですね。
  ろくに~ない    忙しくて、ろくに新聞も読めない。
  全然~ない     全然わからない。

(6)比較を表す副詞
  ずっと     北京は東京より、ずっと寒い。
  むしろ     あんな男と結婚するぐらいなら、むしろ死んだ方がいい。
  まして     大学生に解けない。まして子供に解けるはずがない。
◆もっと     
もっと早く走れ、もっと高く跳べ。

  更に      寒さは更に厳しくなるでしょう。
           風に加えて、更に( ・ その上)雨まで降ってきた。
  一層      今後一層努力いたします。
  なお/なおさら やすいなら、なお( ・ なおさら)いい。
  よけいに    「するな」と言われたら、よけいにしたくなる。

(7)状態変化や発生を表す副詞
 1 )  自然 ・ 無意識の行為

  ひとりでに      子どもは母語をひとりでに身につける。
  自ずと        年を取れば自ずとわかる。
  いつのまにか     いつのまにか、日が暮れていた。
  なんとなく      なんとなく嫌な予感がする。
  知らず知らずのうちに 知らず知らずのうちに。年をとる。
  思わず        思わず「あっ」と叫んだ。
  つい         つい大声を出してしまった。

 2 )  事態の接近、将来の発生
  今にも     今にも雨が降り出しそうだ。
  もうすぐ    もうすぐ春ですねえ。
  まもなく    間もなく電車が到着しますよ。
  そろそろ    そろそろバスも来るころだ。
  そのうち    そのうち雨もやむだろう。
◆やがて     
やがて君も人の親になる。


  いずれ     隠しても、いずれわかることだ。
  遅かれ早かれ  遅かれ早かれ、君にもわかる日がくる。

 3 )  徐々の変化
  少しずつ    日本のことが少しずつわかってきた。
  しだいに    風雨はしだいに激しさを増した。
  じょじょに   勉強がじょじょに難しくなっていく。
  だんだん    だんだん寒くなる。

 4 )  急激な状態変化
  にわかに    病状がにわかに悪化した。
  たちまち    その品はたちまち売り切れた。
  あっという間に あっという間に殴り倒された。

5 ) 突発事態の発生
  急に      その子は急に泣き出した。
  突然      突然停電し、真っ暗になった。
  不意に     不意にバスが急停車した。
  いきなり    彼はいきなり私に殴りかかった。
  とっさに    石が飛んで来たので、とっさに身を避けた。

(8)行為 ・ 意志表現と結びつき、「すぐ」を表す副詞
  すぐ ( に )     すぐに実行しなさい。
  ただちに    ただちに行動に移れ。
  早速      早速持ってまいります。
  さっさと     さっさと歩け。
  至急      至急それを取り寄せてください。
  早急に     早急に連絡をとります。

(9)結論 ・ 結果を述べる時に使う副詞
 結局       この世の中、結局、金だ。
  いずれにせよ  いずれにせよ、これは君の責任だ。
  どうせ     どうせ失敗するに決まっている。

◆さては     
 最近きれいになったけど、さては恋人でもできたかな。


( 10 )期待していたことの実現を表す副詞
  ついに       やった、やった、ついにやった!
  やっと       やっと就職先が決まった。
  ようやく      ようやく締め切りに間にあった。
  なんとか/どうにか なんとか( ・ どうにか)窮地を切り抜けた。
  いよいよ      いよいよ受験のシーズンが始まる。

( 11 )予想 ・ 想像と一致した時に使う副詞
  やはり      やはりやめたほうがいいよ。
  なるほど    東京は、なるほど物価が高い。
  さすが(に)   さすがに元プロ、うまいもんだ。
  相変わらず   相変わらずお美しいですね。

( 12 )言い換えや例示の副詞
  つまり     日本の首都、つまり東京
  すなわち    唐の都、すなわち長安。
  要するに    要するに君は反対なんだね。

◆例えば 
 マスコミ、例えばテレビや新聞などは ・・・ 。


( 13 )喩えを表す副詞
  まるで     まるで夢のような話だ。
  さも       さも知っているかのようなふりをする。
  あたかも    今の資本主義社会はあたかも戦場のようだ。
  いわゆる    会社のためにせっせと働く日本人、いわゆる「働き蜂」は最近では減ってきている。
  いわば     パソコンは、いわば便利な文房具のようなものだ。

( 14 )最初の状態を表す副詞
  元々      駄目で元々、やれるだけやってみるさ。
  本来      あの人は本来気の弱い人だ。
  そもそも    それがそもそも失敗のもとだ。

( 15 )不本意を表す副詞
  つい      つい嘘をついてしまった。
  うっかり    うっかり秘密をしゃべってしまった。
  いやいや    いやいや引き受けた。
  しかたなく   しかたなく引き返した。
  あいにく    あいにく主人は留守にしておりまして。

( 16 )真面目な態度を表す副詞
  一生懸命      一生懸命やったのに ・・・・
  ひたむきに/一心に ひたむきに( ・ 一心に)研究に打ち込む。
  必死に       必死に働いた。
  せっせと      せっせと手紙を書いている。

( 17 )特定の事物や行為を選択するとき使う副詞
  特に      今年の夏は特に暑い。
  とりわけ    今日はとりわけ寒いですね。
  何より      僕は何より刺身が大好物です。
  敢えて     敢えて危険を冒す。
           敢えて行けとは言わない。

( 18 )努力や故意 ・ 強制を表す副詞
  わざわざ     わざわざ来てくれて、ありがとう。
  せっかく     せっかく辞典を買ってやったのに、使わない。
  わざと      知っているのに、わざと知らないふりをする。
  無理に/無理矢理 無理矢理やらされた。
  強いて      強いて言えば、彼の方がやや勝る。

一概に 副詞

よく使う副詞の機能別一覧

日本人は話者の感情や態度、
 状態や程度などを伝えるために、
 かなり豊富に副詞を使っていますが、

 その中で日常会話でよく出てくる副詞を機能別に取り上げました。
 
これ以外にも副詞はたくさんありますし、
 擬音語・擬態語を加えると更に多くなりますが、

以下のものを覚えておけば
 日常会話や作文ではとりあえず支障は生じないでしょう。

1.断定「~だ/~する」と呼応する副詞

 必ず
  どんなことがあっても、必ず 行きます。

 ※例外のないさま。きまって。いつでも。
 「毎朝 必ず 散歩する」
 「会えば 必ず 論争になる」

 確実な推量、または強い意志・要請を表す。
 まちがいなく。絶対に。きっと。
 「いつかそういう日が 必ず 来る」
 「必ず 勝ってみせる ...


 絶対(に)
  絶対に勝つ。

 ※他に比較するものや対立するものがないこと。また、そのさま。
 「絶対 の真理」
 「絶対 な存在」
 「絶対 君主」


 全く
  全く同感だ。

 ※完全にその状態になっているさま。すっかり。
 「全く 新しい企画」
 「回復の希望は 全く 絶たれた」

 ※打消しの語を伴って、完全な否定の意を表す。決して。全然。
 「彼は事件とは 全く 関係がない」
 「全く 話にならない」

 もちろん
  もちろんのことだ。

 ※論じる必要のないほど、はっきりしているさま。言うまでもなく。無論。
 「もちろん 出席します」
 「酒は もちろん のこと、タバコもいけない」

 確かに
  確かに受け取りました。

 ※危なげなく、しっかりしているさま。
 「基礎が 確かだ」
 「確かな 足どり」

 ※信頼できるさま。安心できるさま。また、確実であるさま。
 「腕前は 確かだ」
 「確かな 情報」
 「明日こそ 確かに 払います」

2.「~ない」や否定を意味する動詞と呼応する副 詞

(1)全面否定

 決して
  これは 決して 高くない。

 ※どんなことがあっても。絶対に。断じて。けして。
 「ご恩は 決して 忘れません」
 「そんなことはもう 決して するな」
 「彼は 決して 大きいほうではない」

 絶対(に)
  私への反抗は 絶対 許さない。

 全く
  全く 話にならなかった。

 さっぱり
  何のことか、さっぱり わからない。

 ※不快感やわだかまりなどが消えて気持ちのよいさま。すっきり。
 「入浴して さっぱり する」
 「思う存分泣いたので さっぱり した」

 ※いやみのないさま。また、しつこくないさま。あっさり。
 「さっぱり(と)した味」


 まるで
  そんな人は まるで 知りません。

 ※違いがわからないほどあるものやある状態に類似しているさま。あたかも。さながら。
  「この惨状は まるで 地獄だ」「まるで 夢のよう」
 
 ※(下に否定的な意味の語を伴って)まさしくその状態であるさま。すっかり。まったく。
  「まるで だめだ」「兄弟だが まるで 違う」

 ちっとも/少しも
  ちっとも(・少しも)食べない。

 ※打消しの語を伴って、それを強める気持ちを表す。少しも。まったく。
  「ちっとも うまくない」「すこしも 気にしてない」

 ※物事の程度がわずかなさま。少しでも。
  「世間の口がうるそうがすから、今日の所は 少し 早く失礼しやす」

 一度も
  彼女は 一度 も笑ったことがない。

 ※1回。いっぺん。ひとたび。
 「一度 おいでください」「一生に 一度 の体験」

 ※(副詞的に用いて)いったん。ひとたび。もし。
 「一度 食べたら忘れられない味」


 全然
  あんな男には 全然 関心がない。

 ※(あとに打消しの語や否定的な表現を伴って)まるで。少しも。
 「全然 食欲がない」「その話は 全然 知らない」


(2)婉曲・部分否定

 あまり
  麺類は あまり 好きではない。


 たいして
  試験は たいして 難しくなかった。
 
 ※特に問題にする程度ではないさま。さほど。それほど。
 「たいして 気にかけてはいない」
 

 それほど
  それほど 重要な問題ではない。

 ろくに
  うちの子は ろくに 勉強もしない。

 めったに
  このショーは めったに 見られない。

 必ずしも
  金持ちが 必ずしも 幸せとは限らない。

 あながち
  彼の話は あながち 嘘も言えない。

 一概に
  彼の意見も 一概に 否定できない。


(3)可能形「~(ら)れない/不可能を意味する動詞」と呼応

 なかなか
  人の名前が なかなか 覚えられない。

 とても
  僕には とても 信じられない。

 とうてい(到底)
  今からではもう 到底 間に合わない。

動詞の活用の種類

動詞の活用の種類について

動詞の活用には
 5つのパターンがあります。


活用形ではなく、
 活用のパターンですからね。
混同しないように気をつけましょう。

そのパターンですが、
 五段活用、
 上一段活用、
 下一段活用、
 カ行変格活用、
 サ行変格活用

 の5種類です。




五段活用・上一段活用・下一段活用

「歩く」、「見る」、「食べる」
 という3つの動詞の語尾に
 「~ない」をつけてみましょう。


 歩く→歩か(ぁ)ない
 見る→見(ぃ)ない
 食べる→食べ(ぇ)ない


ないをつけて、
 動詞の語尾が「あ」になる動詞は五段活用

 動詞の語尾が「い」になる動詞は上一段活用

 動詞の語尾が「え」になる動詞は下一段活用

 これだけです。簡単ですね。


カ行変格活用とサ行変格活用

これらの形をとる動詞は
 決まっていますので、覚えましょう。


 ・カ行変格活用は「来る」のみ。
 ・サ行変格活用は「する」のみ。


まとめ

「来る」と「する」以外の動詞が出てきた場合、
 「~ない」とくっつけてみてどのような変化をするのかを確認することで、
 何活用なのかを判別することができます。
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