論理的文章②

論理的文章は、
 作者が読者にわかってほしいと思いながら
 書いた文章です。


説明の道筋さえ丁寧にたどれば、
 とてもわかりやすい!


しかし、
 論理的文章が苦手な子は
 道筋を無視してぼんやり読んでいます。


線引きは、
 頭の中を整理して
 文章を読みやすくする工夫です。


重要な文 = 要点 
 に線を引いて、
 頭のなかをすっきりさせましょう。


「要点の見つけ方」について

 ①段落の初めか終わり
 ②まとめ言葉
 (例:つまり、このように・・・ など)の後の文
 ③重要語句が入っている文を探す
 (着目する)というアドバイスをしています。


 確かにこの方法は
  要点に当たる確率が高いです。

しかし、
 多種多様な文章に
 「絶対的な法則」は存在しません。




どんな文章にも対応できる
 自分の読み方をみつけましょう。 

 
⇒①②③の学習

①②③の方法だけで
 要点がわかったとしても
要点を見つけることが目的ではありません。
 要点の文意を理解することが大切。

そのためには、
その他の文を丁寧に読んで
 まとめとなる文(要点)を
 自分で見つけ出さなければなりません。 

要点が自分で見つけられるようになった時、
 ①②③が実感できます。



要点の重要性ばかり強調してきましたが、
 国語では要点以外の読み取りも
 とても重要だと感じています。

要点は抽象的な表現が多く、
 意味が捉えにくい場合があります。


そんな時、
 要点の話題を具体的に説明している
 周りの文が解釈を助けてくれます。

まとめの文が
 何をいいたいのかわからない時、
 具体例から判断するということ。

簡単にいえば、
 接続詞「例えば」の後に
 注意すればよいのです。 


難しいと感じる文章を読むときこそ、
 要点以外の文を
 しっかりと把握することが大切でしょう。

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作文

受験のテクニック? 
 本当の国語力? 


そんな便利なテクニックがあったら教えてください。


国語力は
 「自分の考えを自分の言葉で表現する力」のこと。

具体的に言えば、
 作文が上手に書けるようになって欲しい」ということです。


これも、もちろん大切。


この両者を並行して学習するには
 どうすれば良いのでしょうか?

学習する文章読解は

(例)第1回  接続語
   第2回  指示語
   第3回  段落
   第4回  心情

今まで何となく使っていた
 言葉や文のそれぞれの役割を
 知識として確認します。

この時に作文をオススメします。


無意識に使っていた言葉を
 意識して使うことで
 日本語を学んでいくのが国語の勉強。


正しく使える(書ける)事こそ、
 学習の定着といえるのです。

(例)第1回 接続語 の学習後
       約束事→接続語を(例:最低3回)使った作文を書いてみよう!
   第2回 指示語
          →指示語も使って書いてみよう!
   第3回 段落
          →自分の作文に段落を作ってみよう!
   第4回 心情
          →出来事を書いたら、自分が感じたことも必ず書こう!


最初は
 まとまりのなかった作文が、
 約束事が増える度に
 形が整い表現力豊かな文章へと変わってきます。
 


添削する箇所は

 ①約束が守られているか(正しいか)   
 ②間違った日本語を使っていないか?

  の二つだけ。


後は、
 子供の自由な発想や表現を褒めてあげて下さい。

問題を解く事ばかりが
 勉強ではないと思います。

作文

“自由に何でも好きなこと書いていいよ”
 
と言われると、
 何を書けば良いか
 わからないものです。

やさしい顔で、
 「何でもいいんだよ・・・」を連発しても、
 子供はますます
 悩んでしまいます。

そして、
 作文嫌いへ。


仕事でも同じなのでしょうか
 会議で意見を言ってください
 何でもいいですからと言っても
 意見が出てこないことがあります
どうすればいいのだろう



子供が
 何をどう表現したいのか、
頭の中で
 考えをまとめる為の道筋を
大人が作ってあげれば
 いいのではないでしょうか?



たとえば
 主題を決める
・・・書くことを絞り込む
  例:「今週一週間で一番楽しかった事は何?」
        ↓
  「そのなかでも特に何が思い出に残ってる?」
        ↓
  「なぜ楽しかったのかな?」

       

質問を投げかけて、
 子供の頭の中にある漠然としたイメージを
 どんどん具体化させるお手伝いをしましょう。


書きたいことが決まったら、
 話を広げていきます。

例:「その時の様子が知りたいな」
  「どう思った?どうして?」
  
あとは約束事を守る
 (作文の記事で紹介した方法)という任務を果たす為に、
 子供は必死に文をつなげていきます。


表現技法の学習後には、
 比喩や擬態語などでさらに楽しい作文になりますよ。

お子さんとの会話が、
 作文学習に役立ちます。

質問上手になって、
 お子さんの作文力を育ててあげてください。


文章・問題どっちが先?

国語の読解問題は
 問題から読む? 
 それとも 文章から?


考えられる順序は、以下の4つ。

①文章を読む⇒問題

②問題を読む⇒文章を読む⇒問題

③文章を読んでいる最中に、傍線部分で問題

④問題を1問ずつ読んで、傍線近くの文章を読む


④について
 文章を通して読まないこの方法は、
  個人的に問題外だと思っています。

 非常に単純な問題であれば
  答えを当てることは可能ですが、
 そんな能力を鍛えるために
  勉強しているわけではないでしょう。

③について
 この方法も中学受験生には、
  おすすめできません。
 読解能力に優れていて器用な子ならば
  時間短縮になりますが、
  すべての問題に対応できないので基本的には難しいと思います。


①と②(塾では②をすすめているところが多いようです)。


②について
 先に問題を読んで文章の読解ポイントを絞ってしまおうという狙い。

 何について問われるかが
  わかった後に文章を読むので、
 「注意すべき点」が明確です。
 そのため無駄が減り、
  時間不足の解消につながります。


 したがって、
  この方法は
 「問題を先に読んで読解に活かせる」ことが前提。

しかし、
 「先に問題を読め」と言われた生徒を見ていると
 何かおかしい。



 私:「問題を先に読むときは、
     どんなところに注意しているの?」
 生徒:「・・・・?」
 私:「問題を先に読むと、
     文章がわかりやすい?」
 生徒:「・・・・?」
 私:「じゃあ、先生は
     何のために先に問題を読みなさいって言ったの?」
 生徒:「ただ先に読めって言っただけ」

 以下、同じようなやりとりが続く。


そこで、
 問題を先に読む時のポイントを
  生徒に説明してみましたが・・・


 文章を読む前のわずかな時間で瞬時に
  “読解ポイント”をつかむのは至難の業。
 さらに、
  それを頭に叩き込んでおかなければなりません。
 この作業が簡単に出来る生徒であれば、
  文章を先に読んでも内容を十分理解できるでしょう。
  (←時間短縮にはなりますが)


 ②が向いている中学受験生は少数派。
  全員が「問題が先」にこだわる必要はありません。
  
無駄な時間になるくらいなら、
 ①の方法で
 “初見の文章”に
  全力を注いだほうが効率的です。


①について
 おすすめ方法 -参考例-

 〈文章を読む前にすべきこと〉・・・時間をかけず、サラリと行う

 *文章内の空欄問題の内容を確認
 *文章のタイトルを確認
 *余裕があれば問題数(量)を確認⇒時間配分
          ↓
 文章を読む際に役立つ情報を簡単に拾う



〈文章を読みながら行うこと〉

 *空欄問題は、
   文脈から判断できたら答えを記入。
  わからない場合は、
   考え込まずに飛ばして読みすすめめる。

          ↓
  読んでいる最中は、
   文章の流れが途切れない問題だけ行う


  ★家庭教師は生徒にあわせた指導が第一なので、
   上記はあくまでも一例です


国語辞典

ほとんどの生徒が電子辞書を使っていました。
電子辞書を持っている子は、
 「調べましょう」と言わないのにすぐ調べる。
使うのが楽しいのでしょうか?

わからないから、
 すぐ調べるというのはどうでしょう?


読解の学習に、
「文章中にわからない言葉がでてきたら
  国語辞典で調べる」

 という勉強法があります。

 文章を読む
  ⇒意味のわからない言葉を発見
   ⇒調べる
    ⇒内容を理解する

 実践されている人も多いのではないでしょうか?

しかし、
これでは言葉の知識を増やす
 暗記学習になってしまいます。


文章を読むということは、
 知らない言葉も含めて
 内容を理解するということです。



テストの文章に知らない言葉が出てきても、
 「国語辞典がないからわからない」
 といって諦めたりしないでしょう。

 きっと想像力を働かせているはずです。



日頃の読解学習では、

知らない言葉の意味は、
 その前後や漢字から推測する
 (考える)癖をつけましょう。
 

(例外として、
  推測できない固有名詞や外来語などもあります)



〔国語辞典を引く前に〕 

1.感情を表す言葉 
 例:ゆううつ、はれがましい、たじろぐ …

 ⇒感情の元になる原因(出来事)から推測



2.状態・様子を表す言葉 
 例: かたくな、あさましい、つつましい …

 ⇒状態・様子を説明している箇所から推測



3.熟語

 ⇒漢字の意味、熟語の成り立ちから推測



国語辞典のような完璧な意味を捉える必要はありません。

読解ですから、
 文意がつかめれば十分。

文の流れから学んだ言葉は
 生きた言葉です。


記憶にも確実に残っていきます。

読解の学習には、
 調べるためでなく確認のための道具として
 国語辞典とつき合って欲しいと思います。

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