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「作る」と「造る」の違い

「作る」=小さなもの。
「造る」=大きなもの。

「作る」=無形なものも。
「造る」=工業的寄り。

「創る」=初めてのもの。
ただし、常用漢字ではない。



解説
まず、
 「作る」は小さなもの、
 「造る」は大きなものに使われます。

どこからが大きいものかという明確な区別はありませんが、
 船を造る(造船)
 宅地を造る(造成する)というように、
  イメージとして比較的大きいものに
  分類されるものは「造る」が使われます。

次に、
つくる物に着目すると、
 「造る」は必ず有形のものになりますが、
 「作る」には無形のものも含まれます。

例えば、
 詩を作る(作詞)
 曲を作る(作曲)や、
 記録を作るという場合は
 「作る」を使いことになります。

また、
 「造る」は家を造る
 橋を造るに代表されるように、
 工業的な意味合いが強くなります。


英語のbuildをイメージすると分かりやすいかもしれません。

なお、
「創る」は
 初めてのものや
 前例のないものなどをつくる場合に使われます。

ただし、
 「創」の「つくる」という読み方は
 常用漢字にはありません。


「つくる」は
 「作る」か「造る」のどちらかを使うものと
 覚えておいて問題ないようです。

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「追求」と「追及」と「追究」の違い

「追求」=幸福・理想。
「追及」=責任。
「追究」=原因・真理。

「追求」=追い求める。
「追及」=追い詰める。
「追究」=研究する。


解説
「追求」と「追及」と「追究」は、
 国語辞典によるとそれぞれ下記のようになります。

「追求」
  手に入れようとしてねばり強く追い求めること。

「追及」
  責任・欠点などをどこまでも追いつめること。

「追究」
  (学問的に)不確かなことや
  不明なことをどこまでも探究すること。
  深く考えきわめること。

「きゅう」の漢字からイメージすると
 区別しやすいかもしれません。

また、
前に付く目的語によっても絞り込めます。

幸福・理想・利潤なら
 「追求」、

責任・犯人なら
 「追及」、

原因・真理なら
 「追究」となります。

「分かる」と「解る」と「判る」の違い

「分かる」=わかる全般。
「解る」=理解する。
「判る」=判明する。

「分かる」=know。
「解る」=understand。
「判る」=prove or judge。

「解る」「判る」は常用漢字外

全て「分かる」でもOK


解説
辞書サイトなどで調べてみると、
 「分かる」と「解る」と「判る」の意味の違いは
 区別されていません。

ただし、
「解る」「判る」は常用漢字外とされています。

ですので、
 全て「分かる」としても間違いではありません。

意味によって使い分けされる場合、
 「解る」は理解する、
 「判る」は判明する


 という意味合いに特化して用いられます。

それ以外の場合、
 全般的に「分かる」が使われます。

また、
英語に当てはめてみると、
 下記のようにも分類することができます。

• 「分かる」=know。
•「解る」=understand。
•「判る」=prove or judge。

判断に困った場合は
 「分かる」にしておけば無難かもしれません。

「制作」と「製作」の違い

「制作」=(芸術)作品を作る。
「製作」=物品を作る。

「制作」=絵画、工芸品、
  展覧会の出品作品など。
「製作」=精密機械、器具など。

「制作」=作品を作る。
「製作」=作品を作るための資金調達。


解説
「制作」と「製作」の違いは、
 まずは作るモノによって使い分けをすることができます。

「制作」は、
 主に芸術作品を作る際に用いられます。

 絵画や映画、
 展覧会などに出品する作品を作る際には
 「制作」を使います。

一方、
「製作」は、
 実用的なものを作る際によく用いられます。

 工業製品・精密機械・各種器具などを作る際には「製作」を用います。
 また、
 映画やテレビ番組などを作る際には、
 少々違った意味で使い分けをする場合があります。

 この場合、
 映画やテレビ番組を実際に作る作業が
 「制作」、

 そのための資金調達などを行うことが
 「製作」
 というように使い分けれれることがあります。


例えば、
ディズニー映画の場合、
 「制作」はピクサー
 「製作」はディズニーといった具合に使い分けをすることができます。

テレビ番組の場合、
 「制作」は制作会社
 「製作」はテレビ局というケースもよくあります。

「遵守」と「順守」の違い

「遵守」=「順守」。

もともとは「遵守」。
「順守」は代替。

「遵」は当用漢字表から削除されたため、
 新聞・放送では
 「遵守」→「順守」に置き換えた。


当用漢字表は廃止されたが、
 現在も新聞・放送では「順守」が用いられている。



解説
「遵守」と「順守」は、
 意味としては全く同じものです。
もともとは
 「遵守」が用いられていましたが、

昭和29年3月の国語審議会報告「当用漢字補正資料」で
 「遵」は当用漢字表から
 削除する候補28字に含まれていました。

そのため、
日本新聞協会では翌4月1日からこの補正資料を採用し、
「遵守」→「順守」、
「遵法」→「順法」
 などの書き換えを行っています。

昭和56年に当用漢字表が廃止、
 常用漢字表が制定された際にも、
 新聞協会では当用漢字補正資料を30年近くも採用していた経緯から、
 取り決めはそのまま継続されています。
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