「左馬(さま・さかさうま)」

左馬

将棋の心得がある方はご存知だと思いますが、
 左馬とは写真の通り、「馬」という漢字が左右反対になっていて
 左側を向いている状態のことを差します。
 (左向きの馬の絵で示される場合もある。)

「左馬は縁起物だ」と言われますが、
 その由来は諸説あるようです。

☆右に出る者なし。 左
 馬とは並ぶ者がいないほど傑出した才能をあらわす言葉。

☆通常、
 人にひかれている馬の文字をさかさまに書くと、
 逆に馬に人が引かれて入ってくる千客万来の招福の意味。

☆乗馬の際、
 右から乗ると馬がつまづいて転んでしまうという習性をもっており、
 元来左から乗るものなので、
 左馬は長い人生をつまづくことなく過ごすことができるという意味

☆馬の字が逆に書かれていることから、
 ウマの逆はマウ(舞う)であり、
 舞はめでたい席で催されることから、
 縁起の良い招福の印という意味。

☆馬は左には倒れない、
 ということから決して倒れないことに繋がる。
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「士」は男性のシンボル

日本語と中国語(141)-上野惠司(日本中国語検定協会理事)

牛はまた祭祀の供え物、
 すなわち「いけにえ」としても使われた。

手もとの漢和字典の音訓索引で
 「いけにえ」を引いてみると、
 「犠」と「牲」が出てくる。

共に
 牛の字を偏としているところがおもしろい。

「犠」は
  姿の整った牛、
「牲」は
  生きたままの牛。

「いけにえ」を意味する
 「犠」と「牲」の二字を組み合わせると、
 「犠牲」という熟語が出来上がる。

牛ヘンの話が出たついでに
 「牡」と「牝」の二字に触れておこう。
  オスとメスである。

動物のオスとメスをいうのに
 数ある動物の中から牛を選んで代表させているところに、
 人と牛との付き合いの深さと長さが窺われる。

「牡」の字の右側、
 つまり旁(つくり)の部分は今は「土」であるが、
 もともとは「士」であった。

 「武士」の「士」、
  日本語では「さむらい」の訓が与えられていることは、
  ご存じのとおりである。


「士」の字の成り立ちだが、
 これは明らかに男性性器の形を写した象形文字である。

 というわけで、
 「牛」の字に男性シンボルの「士」の字を加えて
 オウシを意味する「牡」の字が生まれたのである。

では、メウシの「牝」の字は?
 こちらの解釈にも性器がかかわってくるが、
 ここでうんちくを傾けるのは控えておこう。
 (原稿を入力していただくK女史のひんしゅくを買うのがこわいので。)

  
ついでに触れておくと、
 動物のオスとメスを区別するのに、
 もう一組「雄」と「雌」がある。

こちらは
 本来鳥類のオスとメスを区別したものである。
両字に共通した旁の部分は尾の短いとりをかたどったものである。
(もう一つの「鳥」の字は尾の長いとりをかたどったもの。)
この旁のことを日本語でフルトリと称しているのは、
 「ふるい」を意味する「舊」
 (「旧」の旧字)の字の中にこの旁が含まれているからである。

人間のオスとメスは、
 いうまでもなく「男」と「女」である。
この対をなすオスとメスをまとめていうのに、
 動物の世界では「牝牡」「雌雄」のごとく
 獣も鳥もメスが先であるのに対し、

人間の世界だけは「男女」とオスを先にいうのが、
 私にはおもしろく感じられる。
鳥獣は子を産んだり卵や乳を提供してくれるメスの方が大切なのは理解できる。

では人間は?
 「男女」という組み合わせは、
 やはり長いあいだ続いたオトコ中心社会のなごりなのであろう。

「祭日」と「祝日」

何が、どう違うのか・・・?。祭日 ⇔ 祝日

日曜以外の休日を祝祭日とするのは、

4祝日
  四方拝、紀元節、天長節、明治節
  と皇室の行事を行う
 
8大祭日
  元始祭、新年宴会、春季皇霊祭、神武天皇祭、
  秋季皇霊祭、神嘗祭、新嘗祭、先帝祭
  があった戦前の体制のなごりです。

皇室の行事は
 今も行われていますが、
 現在の法律に公の用語としての祭日はありません。

「寿司」と「鮨」

寿司 ⇔ 鮨

江戸庶民がつまんでいた
 和製ファーストフードも
 今や世界で愛される高級料理です。

そんなスシは
 鮨や寿司、さらに鮓など、
 漢字によって意味合いが微妙に違います。

一説には
 上方では鮓、
 江戸では鮨があてられ、
 古い鮓の形は今の滋賀県・近江地方の鮒鮓(ふなずし)のように
 魚を主に
  指で握った握りずしおよび
  型枠で作る押しずしであるともいわれます。

スシの語源は飯に酢を加え、
 味が酸っぱいことから「酸し」となった説も。

すしを大別すると
“鮨” 
  生鮮魚介を用いた江戸前のような「早すし」
“鮓” 
  魚介類に米を加え乳酸発酵させた鮒ずしのような「なれずし」ある

 と区別すると意味合いも合点がいきます。

「寿司」という書き方は、
  めでたい席で「寿を司る」という、
  縁起をかついだ当て字です。

「玉子」と「卵」

玉子 ⇔ 卵
 
 
 生物学的な意味でのたまご

玉子 
 食材としてのたまごが

ウズラは卵であり玉子でないことを考えると、

玉子
 ほとんど鶏のたまごで、
 食用に大量に生産している無精卵をさすとも考えられます。


同様の使い分けがある

海胆 ウニ
 生物学的、

雲丹 ウニ
 食材
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