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文節とは

「文節」とは、
 意味をこわさない程度に短く区切った文中の一区切りの言葉を指します。


文を「文節」に区切ってみましょう。

 「机の上にバッグを置いておく。」

さあどうすればいいでしょうか。

答えは簡単。
話す調子で、
 文中に「ネ・サ・ヨ」という言葉を入れてみて
 自然に入るところで区切ればいいのです。


 「机のネ/上にネ/バッグをネ/置いてネ/おく。」

100メートルダッシュで走ったときに息がぜいぜいしてなかなか一気に言葉を話せませんよね。

そんなときに
 「それでサ、あのサ、怖くてサ、逃げてサ、来たんだよ。」
 となりませんんか?

 それが「文節」です。



では、また少し練習してみましょうか。

次の文は、
 いくつの文節に区切られるでしょうか。

 「僕らはみんな生きている。生きているから笑うんだ。」

できましたか?
では、「サ」をいれて区切っていきましょう。

「僕らはサ、みんなサ、生きている。生きてサいるからサ、笑うんだ。」

答えは、五つですね。


ちなみに、文節は、
 一つの文節で一文になることもあるのです。

たとえば、「火事だ。」

こういうこともあるんだということを覚えておきましょう。
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「単文」「複文」「重文」の見分け方

「文の種類」について

文の種類は、3種類あります。
 ①単文
 ②複文
 ③重文
 の3つです。


次の文を見てみましょう。

 「彼女はしばらく休みます。」

 文節に区切りますね。

 「彼女は/しばらく/休みます。」

 「彼女は」が主語で
 「休みます」が述語

 それぞれ、文の中に、一つずつだけありますね。

一文の中に、
 主語・述語の関係が一つだけある文を「単文」といいます。

単文は、
 主語・述語が一つしかないので、
 簡単に見分けられますね。



次の文を見てみましょう。

 「波が高いので、船は出ない。」

 文節に区切りましょう。

 「波が/高いので、/船は/出ない。」

 「波が」が主語、
 「高いので」が述語、
 「船は」が主語、
 「出ない」が述語

 ですね。

主語・述語の関係が2組ありますね。
そして、意味の上でそれが対等ではないですね。

このように、
 主語・述語の関係を二組以上持っていて、
 それが対等でないものを、「複文」といいます。



では、次の文を見てみましょう。

 「波が高く、風も強い。」

 文節に区切りましょう。

 「波が/高く、/風も/強い。」

 「波が」と「風も」が主語で、対等ですね。
 「高く」と、「強い」が述語で、これも対等。

 このように、二つ以上の主語・述語が対等に並ぶ文を、
 「重文」といいます。



「単文・複文・重文」の見分け方の基本を最後に述べますね。

次の文を見てみましょう。

 「その木も、とうとう次の年に枯れた。」

 文節に区切ります。

 「その/木も、/とうとう/次の/年に/枯れた。」

「どんな・いつ・何を」などを表す文節が
 修飾語でしたね。


それを消していくと、
 文がかなり単純になります。

この文では、
 「木も」が主語、
 「枯れた」が述語
 ですよね。

したがって、この文は「単文」です。
このようにして見分けていきましょう。



「単文・複文・重文」を見分けさせる問題は
 よくテストで出されるので要注意です。

練習問題

次の文のうち、複文はどちらでしょうか?
 (1)この店がいいと私は思います。
 (2)兄は明日ピクニックに行く。


(1)は、
 「店は」が主語、
 「いいと」が述語、
 「私は」が主語、
 「思います」が述語ですね。

 それぞれ対等ではないですね。

(2)は、
 「兄は」が主語、
 「行く」が述語ですね。
 
 主語・述語が一組しかないですね。

 ですから、答えは(1)が複文です。



続いて第2問、

次の各文の種類は「単文・複文・重文」のうち、どれにあたるでしょうか?
 (1)私は音楽家で、弟は画家です。
 (2)白い花びらが次々に舞い落ちる。
 (3)人気のない夜の街はさびしい。


 分かりましたか?

 (1)が重文で、(2)が単文で、(3)が複文ですね。

 理解が進みましたでしょうか?
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