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編集局デスク

しばし幕あい 2013年3月30日

 
「さようなら」はもともと
 「さようならば」「それならば」の意味です。
まだ会っていたいなあ、
 という気持ちに切りをつけるような味わいを感じます。

 
外国語の別れの言葉にもがあります。
例えば英語の「シーユーアゲイン」、
フランス語の「オルボワール」や
中国語の「再見」。
いずれも「また会いましょう」の意味で別れの寂しさが軽くなる感じがします。

 
これに似て、
 二十七日朝刊一面の大見出しにも少し寂しさが和らぎました。

 「御園座 しばし幕あい

名古屋の御園座が最後の自主公演「三月大歌舞伎」を終え、
 長い歴史にいったん幕を閉じたという記事です。
積水ハウスと共同でマンション併設の劇場に建て替えて五年後の開場を目指しますが、
 当夜はファンたちが涙を流す舞台となりました。

紙面づくりの要である整理部の中堅、
 若手の記者二人はこの記事にはどんな見出しがふさわしいかと思案し、
 付けたのが「しばし幕あい」でした。
芝居の休憩時間を指す幕間(あい)に引っかけ「これで終わりじゃない」との思いを込めたのです。

 
御園座の新たな幕開けを心待ちにする人は多いでしょう。
そのときの見出しを今から考えたくなります。

(名古屋本社編集局次長・臼田信行)


※おもむき【趣】
 風情(ふぜい)のある様子。あじわい。 
※風情(ふぜい)は、日本古来存在する美意識の1つ。
※ふ‐ぜい【風情】-日本国語大辞典
 風流・風雅の趣や味わい。
※ふうが【風雅】
 上品で優美な趣や味わいのあること。
※ゆうび【優美】
 上品で美しいこと。派手でない、おだやかな美しさのあること。
※まく‐あい【幕間】
 演劇で、一幕が終わって、次の一幕が始まるまでの間。
 舞台に幕が下りている間。
※みその‐ざ【御園座】-日本国語大辞典
 名古屋市中区栄一丁目にある劇場。明治三〇年(一八九七)落成開場。
※かぶき【歌舞伎・歌舞妓】-日本国語大辞典
 (動詞「かぶく(傾)」の連用形の名詞化)
 並みはずれて華美な風態をしたり、
 異様な言動や色めいたふるまいをすること。
※歌舞伎
 歌舞伎(かぶき)は、日本固有の演劇で、伝統芸能の一つ。
※芝居(しばい) [ 日本大百科全書(小学館) ]
 元来は社寺の境内などの神聖な芝生の意味であったが、
 南北朝ごろから一般に芝生をさしていうようになり、
 芝のある場所にたむろすることを「芝居する」というように動詞化しても使われた。
室町時代になり、猿楽(さるがく)・田楽(でんがく)・曲舞(くせまい)などの
 勧進興行が露天に舞台を構えて行われ、
 柵(さく)で囲った芝生がその見物席にあてられたことから、
 芝居はとくに芸能の見物席の意味をもつようになった。
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【編集局デスク】2013年3月23日

海の底からの夢

身近に宝は眠っていたということでしょう。
愛知・三重県沖の海底にある
 “燃える氷”メタンハイドレートから
 世界で初めて天然ガスの元となる
 メタンを取り出すことに成功しました。

その量は六日間で十二万立方メートル。
二〇〇八年のカナダでの陸上生産実験の約九倍で、
 経済産業省は「思ったより多く出た」と手応えを感じています。

小笠原諸島の南鳥島沖では
 海底の泥に非常に高い濃度のレアアース(希土類)が
 含まれていることも分かりました。
五千メートルを超す深海ですが、
 海底下十メートル以内の浅い場所にあるのが特徴です。

家電やエコカーのモーターの高性能磁石に使われるレアアース、
 中でもジスプロシウムは中国産が九割を占め、
 輸出規制などの不安が消えません。
今回確認されたレアアースは世界最高の濃度で、
 周辺の埋蔵量は国内消費量の数百年分に相当すると専門家は分析しています。
いずれも採掘の技術やコストが大きな課題ですが、
 資源小国・日本にとって夢のある話です。

関心の高まりの一方、
 新資源開発への投資を装い大金をだまし取る詐欺事件も起きています。
こちらは身近で起きては困ったことに。ご用心ください。

(名古屋本社編集局次長・榎本衆)
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