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「吉田敗れ銀」

2016年8月19日

夕歩道

横綱双葉山の六十九連勝をめぐって名言が残る。
 七十連勝を阻止した前頭安芸ノ海が喜び勇んで勝利を報告すると、
師匠の出羽海親方は
 「勝って褒められるより、
 負けて騒がれるようになれ」と。



「吉田敗れ銀」という大見出しの躍る号外が今朝、
 配られた。
まさに、負けて騒がれることになったのである。
十六まで重ねた連続世界一が始まったのは二〇〇二年の世界選手権。
十四年も前だ。


負けたことが大ニュースになるのは、
 それほど強かったということである。

負けたことに驚き、われわれはあらためて、
 吉田沙保里の足跡の大きさを思い知らされるのである。
さおりん、泣くな。
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夕歩道

2014年2月7日

 一九六八年グルノーブル、白い恋人たち。七二年札幌は「虹と雪のバラード」だった。飛んだ、決まった! ジャンプ笠谷、金野、青地。九二年アルベールビル、伊藤みどりのトリプルアクセル。

 九四年リレハンメルで失速のジャンプ団体原田雅彦、九八年長野で雪辱、男泣き。「つらかったよぉ…」。清水宏保は500メートルでロケットスタート。二〇〇六年トリノ、荒川静香のイナバウアー。

 映像で、言葉で、旋律で記憶に刻まれてきた冬のアスリートたちのドラマ。今度は何が待っているのだろう。見たいものは人間に秘められた力、限界に挑む力。寝不足覚悟のソチ五輪、今夜開幕。

夕歩道

2014年2月6日

 なあ。おかん。聞いてえな。議会がボクをいじめるねん。ボクの言うこと聞かへんねん。なあ、もういっぺん選挙させてえな。ボクのこと、好きや、言うてえな。なあ、なあ、ええやろおかん。

 怖い童話を思いだしたよ。-アンデルセンの「赤い靴」。美しい少女が、お気に入りの赤い靴を履いて舞踏会に行きました。ところが舞踏会は終わっても、靴が脱げない、踊りが止まらない…。

 グランフェッテ。片足はつま先立ち、もう一方をむちのように蹴り出して旋回する技法。途中で崩れそうになっても、自らの意思で姿勢を正して回り続ける姿は美しい。いかがです、橋下さん。

夕歩道

2014年2月5日

 魚偏に春と書いてサワラ。鰆。もちろん春の季語である。暖流を好む回遊魚。関西では、産卵のため瀬戸内海に群れが押し寄せる春を旬とし、関東では、一番寒い時期の寒鰆が好まれてきた。

 <渦潮の鰆とるふねかずしれず/佐野まもる>。伝統的漁場は、やはり瀬戸内。ところが近年は日本海にも登場している。さらに三陸方面でもとれるようになり、これは夏場にうまいらしい。

 異変の理由は、海水温の上昇なのか。旬も産地もあやしくなったけど、それでも味覚の記憶は春の訪れ。今夜は西京焼きか昆布締めか。冷え込みの戻った春の初め、名のみの春でも楽しむか。

夕歩道

2014年2月4日

 「君の食べるものを言ってみたまえ。君がどんな人物か言い当てよう」。そう豪語したのはフランスのグルマン、美食家の代表とされるブリア・サヴァラン。著書の「美味礼讃」は世界の愛読書。

 聞きようではいやみな質問ながら、食べ物の嗜好(しこう)が人の故郷や生い立ち、ときに性格まで映し出すのかもしれないのは、本棚に並ぶ本から、その蔵書家の性向を想像できそうなことと似てもいる。

 先日、亡くなった小林カツ代さん。料理番組で「そんなにバターを入れてもいいんですか」と心配する問いに、大らかに「たまにはいいのよ。おいしくなくちゃ」。料理は作り方にもよき人柄が。
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