「が」を「の」に代えてみる!

・僕食べたパンはアンパンです。
 たっぷりとあんこが詰まっていて、
 とても美味しかったです。


例えば
 こんな短い文章にだって穴はあるのです。


読みやすい文章というのは、
 やわらかい文章と言い換えることができます。

学生時代に受けた
 国語のテストの評論文って
 硬いじゃないですか。


それに比べて
 昔話の桃太郎や浦島太郎は
 やわらかくて読みやすい。


 なんとなくわかりますよね。

文章は
 相手に読ますためのものですので、
 
 できるだけやわらかく(=読みやすく)
 する必要があるわけです。


その方法のひとつがこれ。
 「が」を「の」に代えること。


耳に残る「が」という音は、
 それだけで文章を硬くしてしまう存在なのです。
 
今回の例文の場合、
 「が」は二箇所あります。

もし文章に
 「が」という文字があって、
 それを「の」に代えても
 文章の意味が変わらない場合は
 思い切って「の」を代入してみましょう。

・僕食べたパンはアンパンです。
 たっぷりとあんこが詰まっていて、
 とても美味しかったです。


どうですか?
読んだときに耳に残る嫌な感覚が
 少なくなったと思いませんか?
 
ちなみに、
 「あんこが」の「が」に
  「の」を代入すると、
 「たっぷりとあんこの詰まっていて」なんていう


 意味わからない
  文章になってしまうので
  代入してはいけません。
 
ほら、
 さっそく実践例が出ましたよ。

「意味わからない文章」とするより
「意味わからない文章」と書くほうが
 文章はやわらかくなるのです。
 
文章を書いて、
 それを読み直したときに
 「が」
 がないかを探してみましょう。

それを
 「の」
 に置きかえたときに
 文章の意味が変わらなければ、
 代えてしまった方がよい文章になります。

ただ、
 「の」
 を使いすぎるのも禁物です。

バランスを考えて代入することも大切です。
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『の』の連続をさける

●例
 私  父  好きな本  タイトルは『罪と罰』だ。


 上の文章では『の』が3連続で続いてしまっています。
 こういった文章は、
  稚拙でゴチャゴチャした印象を読む人に与えます。

「の」は2つまでしたい

「の」が3体そろって合体したとき、
  悪文という恐るべき魔物へと変貌します。

こういった表現を見つけたら、
 かならず息の根を止めてください。
 
では、この例文を直してみるとしましょう。

●改善例1
 父の好きな本のタイトルは『罪と罰』だ。

●改善例2
 父の好きな本は『罪と罰』だ。

 はい、これだけでOKです。
 
『私』『タイトル』といった、
 いらない修飾語を消して『の』を減らしました。

 
このような書かなくてもわかる不必要な言葉は削ってしまって問題ありません。
 こうすることで、すっきりとしたわかりやすい文章になります。

 「の」の連続は、
  夢中で文章を書いていると、
  ついうっかり起こしてしまいやすいミスなので注意しましょう。

「の」

「の」はい
 ろいろな働きをする。

それだけに解釈の幅も広がり、
 場合によっては
幾通りもの
 解釈が可能な
 文章ができあがってしまう。


所有用法以外の「の」は、
 できるだけ言い換えたほうが無難である。

また、
「の」が連続する文は
 非常に冗漫に感じられる。

※じょう‐まん【冗漫】
 表現に締まりがなくてむだが多いこと。

「の」の連続を避けるために、
 ことばを補う必要がある。

【例〔1〕】
×総理公開した資産内容は、~

○総理公開した資産の内容は、~


【例〔2〕】
×A氏本を探している。

○A氏が著した本を探している。

○A氏について書かれた本を探している。



【例〔3〕】
×八百屋向かい魚屋の看板文字~

○八百屋向かいにある魚屋看板に描かれた文字~

「の」

「の」
 
「の」は
 いろいろな働きをする。

それだけに解釈の幅も広がり、
 場合によっては
 幾通りもの解釈が可能な文章ができあがってしまう。

所有用法以外の「の」は、
 できるだけ言い換えたほうが無難である。
 
また、
 「の」が連続する文は
 非常に冗漫に感じられる。

「の」の連続を避けるために、
 ことばを補う必要がある。

【例〔1〕】
×総理の公開した資産の内容は、~
○総理が公開した資産の内容は、~

【例〔2〕】
×A氏の本を探している。
○A氏が著した本を探している。
○A氏について書かれた本を探している。


【例〔3〕】
×八百屋の向かいの魚屋の看板の文字~
○八百屋の向かいにある魚屋の看板に描かれた文字~
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