99.気配りの決まり文句

気配りの決まり文句

ご無沙汰しています
 久しぶりで連絡するとき

お役に立てなくて、すみません
 頼みを断るとき

つまらないものですが
 人に贈り物を渡すとき

よろしかったらおいでになりませんか
 会合に誘うとき

お口に合うかどうかわかりませんが
 食事を勧めるとき

おかげでございます
 上達を認められたとき

おかげさまで、目の保養になりました
 美術品などを見せてもらったとき

どうぞお気になさらないで
 依頼を断られたとき

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93.日本人はさっしのいい民族

「このドアは使用禁止」と書かれていた

アメリカ人は
 「これじゃどうしていいのかわからない」と言う

アメリカ人ではどう書くのか
 「もう一つのドアをお使いください」こう書くんだと言う
 確かにその方が親切である

日本人だったら
 「このドア使用禁止」という張り紙を見て
 他のドアを探す

それくらい違う

日本人は読みが深いというか
 さっしがいいというか
 裏の理解がうまいのである

日本人は逆なことを言っても
 ちゃんとわかってしまう


そのときの表情
 顔つき
 言葉の遣い方で
 
本当に嫌いか
 そうではないのかわかる
日本人はそういう特技がある


89.ぼかした言い方をするわけ

日本人の特別な言い方
 他にもある

はっきりした断定を避ける
 という言い方である


「このみかんを千円ばかりください」と言う

千円ばかりというのは
 
およそ千円という意味だ
しかし
 はっきり千円買うのである

それでも千円ばかり、とぼかす


「あなたはどちらにお住まいですか」
「博多の方に住んでいます」
博多に住んでいるのである
それなのに博多の方に
 という答え方をしている

どうしてはっきり言わないのか

はっきり言うと角立つと思っているのか
日本人はそういう言い方がとても好きである



他にもある
「ちょっとコヒーでも飲まないか」
英語では「でも」にあたる言葉はないという

「でも」をつけないとどうなるのか
「コヒーを飲まないか」と言うとどうなるのか


コヒーに限られてしまう

コヒーがいやだったら、紅茶にしてもかまわない
何か一緒に飲んで話でもしましょう
という気持ちで「でも」をつけるのである


このあたりは
 非常に日本的なものの言い方だと思う

85.日本人の挨拶

外国人にとって
 日本人の挨拶は
 うるさくて仕方がない
 
と思うようだ

たとえば
思いがけないところで
ばったり会う

「どちらにお出かけですか」と尋ねる

「どこに行こうと俺の勝手だ。
 俺の秘密を探ろうとしているのだろうか」。

日本人は
 なにもそういうつもりではない。

「こんなところでお目にかかるとは
 思いかけないことだ。
 あなとの身の上に何か大変なことが
 おこったのではないだろうか。
 もしそうだったら
 一緒に心配してあげましょう」

という気持ちで聞くわけである。


聞かれた方は
ご心配におよびませんよ
ということを伝えればいいのだ。

そこで何と言うか。
「ちょっとそこまで」
これでおしまいである。


次は
「先日は失礼しました」。

これもよく日本人が口にする挨拶である

日本人の気持ちは
「先日あなたにお目にかかった。
私としては失礼なことをした覚えはないれど
私は不注意な人間である。
もしかしたら失礼なことをしたかもしれない。
もしそうだったらお詫びする」。

ことを言っているのである。


日本人は
謝ることが非常に好きである。
感謝することよりも
謝ることを尊ぶ。

たとえば
おばあさんがバスに乗ってきた。
誰かが席を譲る。


おばあさんは何と言うか。
「ありがとうございます」とお礼を言う人もいるが
「すみませんね」と謝る人の方が多いだろう。

おばあさんの気持ちはこうである。
「私がもし乗ってこなければ
 あなたは座っていられた。
 私が乗ってきたばかりに
 あなたは立たなくてはならない。
 すみません」。


という論理で
 日本人は謝ることを非常に喜ぶ。

83.挨拶は丁寧すぎる方が好まれる

日本人の間には
 和と言う精神
 
これが一番大切にしなくてはいけないことだという教えがある

ご承知のとおり
 聖徳太子という人が
 昔十七条憲法というものを発した

あの第一条には
 何と書いてあるのか

「和をもって尊しと為し」
人と仲良くすること
同じ意見を持つこと
これが一番必要だというのが
日本人の考えの根底にある。

外国人が日本に来て
日本人の会話を聞くと
一番耳につくのが「ね」という言葉だという


「今日はずいぶんたくさんの人が来ました
とか
「今日は天気がよかったです
とか
何かと「ね」をつける

あの「ね」は何と言う意味ですか
と聞かれたことがある


「あなたと同じ気持ちです」ということを
私たちは会話をするごとに繰り返している


地方によっては
「ね」の代わりに

「のう」
「なあ」
「なもし」・・・松山
「なも」・・・名古屋
「なんた」「のんた」・・・九州

「あなたと同じ気持ちです」
ということを繰り返し言うことで
相手に対する軽い尊敬の気持ちを表している

だから挨拶と言うことが
 非常に大切なのである

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