スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

正岡子規

正岡子規(まさおか しき)

柿食へば 鐘が鳴るなり 法隆寺
 (かきくへば かねがなるなり ほふりうじ)
 柿は
  子規が最も好んだ食物だった。
 それを旅先で食っていると、
  法隆寺の鐘が聞こえてきた。
 季節は秋、
  おそらく鐘の音は、
  澄んだ空気を伝わって聞こえてきたのだろう。
 なんともほのかな旅情を感じさせる句である。


松山や 秋より高き 天主閣
 (まつやまや あきよりたかき てんしゅかく)

 まず、
  「松山や」と切れ字を使い、
  言い放つことによって、
 子規は、
  自分の生まれ育ったふるさと松山に対するいろんな思いをこめています。
 そして
  その松山の象徴が天守閣なのです。
 句の中七の「秋より高き」という表現によって、
  松山城の天守閣が、
  澄んだ秋の空高く堂々とそびえている様を、
  十分に描ききっています。
 「は」の句と共に松山をよんだ代表作。


春や昔 十五万石の 城下哉
 (はるやむかし じふまんごくの じゃうかかな)

牡丹画いて 絵の具は皿に 残りけり
 (ぼたんえがいて ゑのぐはさらに のこりけり)

山吹も 菜の花も咲く 小庭哉
 (やまぶきも なのはなもさく こにはかな)

をとゝひの へちまの水も 取らざりき
 (をととひの へちまのみづも とらざりき)

風呂敷を ほどけば柿の ころげけり
 (ふろしきを ほどけばかきの ころげけり)

柿くふも 今年ばかりと 思ひけり
 (かきくふも ことしばかりと おもひけり)

紫の 蒲團に坐る 春日かな
 (むらさきの ふとんにすはる はるひかな)
スポンサーサイト

小林一茶

小林一茶(こばやし いっさ)

我と来て遊べや親のない雀
 (わけときて あそべや おやのないすずめ)
 
 お前にも親がいないのか
  わしにもいないんだ
  寂しいもの同士、
  一緒にあそぼうよ。


名月を取ってくれろとなく子哉
 (めいげつを とってくれやと なくこかな)

大根引き大根で道を教へけり
 (だいこひき だいこでみちを おしへけり)

めでたさも中位なりおらが春
 (めでたさも ちうくらゐなり おらがはる)

われと来て遊べや親のない雀
 (われときて あそべや おやのないすずめ)

悠然として山を見る蛙かな
 (いうぜんとして やまをみる かへるかな)

浅間根のけぶるそばまで畑かな
 (あさまねの けぶるそばまで はたけかな)

春雨や食はれ残りの鴨が鳴く
 (はるさめや くはれのこりの かもがなく)

やせ蛙まけるな一茶これにあり
 (やせがへる まけるな いっさここにあり)

寝せつけし子の洗濯や夏の月
 (ねせつけし このせんたくや なつのつき)

これがまあ終の栖か雪五尺
 (これがまあ つひのすみかか ゆきごしゃく)

ともかくもあなたまかせの年の暮
 (ともかくも あなたまかせの としのくれ)

松尾芭蕉

松尾芭蕉(まつお ばしょう)

古池や蛙飛びこむ水の音
 (ふるいけや かはずとびこむ みづのおと)

名月や池をめぐりて夜もすがら
 (めいげつや いけをめぐりて よもすがら)

夏草や兵どもが夢の跡
 (なつくさや つわものどもが ゆめのあと)

以下五句は『おくのほそ道』より


閑さや岩にしみ入る蝉の声
 (しづかさや いはにしみいる せみのこゑ)

五月雨をあつめて早し最上川
 (さみだれを あつめてはやし もがみがわ)

雲の峰いくつ崩れて月の山
 (くものみね いくつくずれて つきのやま)

荒海や佐渡によこたふ天河
 (あらうみや さどによこたふ あまのがわ)

花の雲鐘は上野か浅草か
 (はなのくも かねはうへのかあさくさか)

初しぐれ猿も小蓑をほしげ也
 (はつしぐれさるもこみのをほしげなり)

月さびよ明智が妻の話せん
 (つきさびよ あけちのつまがはなしせん)

旅に病んで夢は枯野をかけ廻る
 (たびにやんで ゆめはかれのをかけめぐる)

古池や蛙飛び込む水の音

古池や
 蛙飛び込む
  水の音


松尾芭蕉

古池とはどんな池なんだろうかとか、
 蛙はどんな蛙なんだろうとか、
 いろいろ想像できますよね。

蛙が飛び込む、
 そして水の音がする、
 その瞬間に時間差があるように
感じられ、
 そこに静寂のようなものが見えるような気がします。

松尾芭蕉

古池や蛙飛びこむ水の音

しずかによどんだ古池に、
 突然その静けさを破り、
 蛙が飛びこむ音がする。
しかし
 そのあとは
 またひっそりとしずまりかえる。
季語:蛙・春


閑かさや岩にしみ入る蝉の声

ひっそりとしたしじまの中に、
 突然、ジーと蝉が鳴く。
その鳴き声は岩にしみ入って、
 あたりには再びしずかさがもどる。
季語:蝉・夏




検索フォーム
最新記事
最新コメント
カテゴリ
リンク
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。
FC2オンラインカウンター ここから --> 現在の閲覧者数: