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ゆきの日 (On Christmas day)

小さな ぼくの心に
のこしたもの
それは・・・
大きくなった
ぼくの心に
今も のこっているのだろうか

゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚

あさ
ゆきの けはいで
目が さめた
ああ さいあくだ!
やっぱり
ゆきが ふっている

車も
うごかない

電車も
うごかない

しごとに
おくれてしまう

さいあくだ!
ゆきの日なんか
さい・・・・・
   「さいこぉ~!!」
   「あさ うれしくて
   パジャマのまま
   外に とびだしちゃった!」
   「まだ だれも 
   あるいて いないところ
   たくさん 足あと つけちゃおう!」
   「ゆきの日って さいこ~!」
・・・・・おっと
足もとを 見て
あるかなくっちゃ
ちゅういして・・・・・
   「ゆきの日って さいこ~!!」
   「ゆきが ふるのを
   下から みていると
   おもしろいよ!」
   「上をむいて
   口をあけると
   ゆきが たべられるぞ~!」
・・・・・おっと
道が こおってるぞ
ころんだら いたいだろうな
しんちょうに・・・・・
   「ゆきの日って さいこ~!!」
   「つるつる すべるぞ~!
   たのし~い!!」
   「思いきって!
   スピードつけて!
   それ~!!」
・・・・・ぼくだって
子どもの頃は 
あんなふうに わらってたさ
すべてに
みたされてるような 顔して
すべてが しんせんで たのしくて
それなのに・・・
大人になった
ぼくといえば
いつでも 少し
みたされていない
なぜ?
ぼくは
なにかを
失った?
いや もう
子どもじゃないんだ
大人になるって
そういうことさ
    「ふぉっ ふぉっ ふぉ!
    すまん すまん
    きみ ヒマなら
    てつだって くれんかのう?
「ヒ・・・ヒマ!?
ヒマじゃないですよ!!
これから しごとに いくん・・・・・」
    「ほれ ゆきでな
    いろいろな カタチを
    たくさん つくっとるんじゃよ」
・・・・・あれ? なんだ?
いっしゅん なにかを
思いだしたような・・・
ふん 気のせいか!
さ しごとに いかねば
(・・・・・だ だから! どうして!!
なんで ぼくが
てつだわなくちゃ ならないんだ!)
(このおじいさん
どうかしているよ!)
・・・・・どうかしているのは
ぼくのほう
気がつけば ゆきまみれ
    「さすが うまいのう
    車は すきじゃったからのう」
「今 なんて・・・・・?」
    「ふぉっ ふぉっ ふぉ!
    これらを どうするか
    ききたいって?」
「いや べつに
(そんなこと きいてないし
そんなこと どうでもいいさ)」
    「今年は すばらしい タイミングで
    ゆきが ふったからのう
    これは おまけの おくりもの
    今回は とくべつなんじゃ」
    「さてと
    そろそろ 行くかのう
    きみ! ありがとう!
    またな!」
「・・・・・・」
「・・・・・・しごとっ!!」
ほんとに なんて日だ
さいあくだ
・・・・・なにもかも
この ゆきのせいだ
  (そういえば まえにも
  こんな ゆきの日が
  あったっけ あれは
      いつのこと だったんだろう?
  そんなことすら
      思いだせない
  あわただしい
      ぼくの毎日)
すべてを
まっ白に もどす
この ゆきのせい
すっかり
おそくなってしまった
すずのおと・・・・・?
・・・・・今日って・・・

    「今も すきじゃろ?
    今回は とくべつじゃ」
大人になる ということは
もう 子どもでは いられない ということ

・・・・・けれど
ああ
ぼくは・・・・・・・・
失ったものなど
なにひとつない
わすれていたものが
たくさんあるだけだ
小さな心に
のこしたものは
今も たしかに
ぼくの中
・・・・・・・すべては
      ゆきのふる日の できごと
メリークリスマス!

゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚
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ウサギとカメ

ウサギとカメ

カメの足が遅いのを、
 ウサギがバカにして笑いました。

「あなたは足が早くても、わたしの方が勝ちますよ」
 と、カメが言いました。
すると、ウサギは、
 「そんな事を言ったって、口先だけだ。
  では、競争しよう? そうすれば、わかる」
 と、言い、

「誰が場所を決めて、
 勝った者にほうびを出すのですか?」
 と、カメは言いました。

「キツネが公平で利口だから、あれに頼もう」
 と、ウサギは言いました。
 
そこでキツネが、競争を始める合図をしました。
 たちまち、足の早いウサギがカメを引き離しました。
 
しかし、
 カメはあきらめずに、休まず歩き続けました。

ウサギは足が早いと思って安心しているものですから、
 途中で大きな木を見つけると、
 その木かげでひと休みしました。
 
それからしばらくして、
 ウサギは起き上がりました。

「あれ? 少し眠ってしまったか。・・・まあいい、
 どうせカメはまだ後ろにいるはず。あぁーあ」
 
ウサギは大きくのびをすると、
 そのままゴールに向かいました。

「よーし、もうすぐゴールだ・・・と、・・・あれ?」
自分が勝ったと思っていたのに、
 何とカメが先にゴールしていたのです。

才能はあっても、
 いいかげんにやっていて駄目になる人はたくさんいます。
 
また、
 才能はなくても、
 真面目で辛抱強い人は、
 才能がある人に勝つ事もあるのです。

おしまい

アリとキリギリス

アリとキリギリス


夏のある日、キリギリスが野原で歌を歌っていると、アリたちがぞろぞろ歩いてきました。



「おい、アリくんたち。そんなに汗をびっしょりかいて、何をしてるんだい?」



「これはキリギリスさん、わたしたちは食べ物を運んでいるんですよ」
「ふーん。だけど、ここには食べ物がいっぱいあるじゃないか。
 どうして、いちいち家に食べ物を運ぶんだい。
 おれみたいに、お腹が空いたらその辺にある食べ物を食べて、あとは楽しく歌を歌ったり、遊んだりしていればいいじゃないか」
「でもね。キリギリスさん。
 今は夏だから食べ物がたくさんあるけど、冬が来たら、ここも食べ物はなくなってしまいますよ。
 今のうちにたくさんの食べ物を集めておかないと、あとで困りますよ」
 アリたちがそう言うと、キリギリスはバカにした様に、
「ハハハハハハッ」
と、笑って。
「まだ夏が始まったばかり。冬の事は冬が来てから考えればいいのさ」



 そう答えると、また歌を歌い始めました。

 さて、それからも毎日キリギリスは陽気に歌って暮らし、アリたちはせっせと家に食べ物を運びました。



 やがて夏が終わり、秋が来ました。



 キリギリスは、ますます陽気に歌を歌っています。
 そしてとうとう、寒い寒い冬がやって来ました。
 野原の草はすっかり枯れ果て、キリギリスの食べ物は1つもなくなってしまいました。



「ああ、お腹が空いたな。
 困ったな。
 どこかに食べ物はないかなあ。
 ・・・あっ、そうだ。
 アリくんたちが、食べ物をたくさん集めていたっけ。
 よし、アリくんたちに何か食べさせてもらおう」
 キリギリスは急いでアリの家にやって来ましたが、アリは家の中から、



「だから、食べ物がたくさんある夏の間に食べ物を集めておきなさいと言ったでしょう。
 家には家族分の食べ物しかないから、悪いけど、キリギリスさんにはあげる事が出来ません」
と、言って、玄関を開けてくれませんでした。



 キリギリスは雪の降る野原の真ん中で、寒さに震えながらしょんぼりしていました。

 今、楽をしているなまけ者は、そのうち痛い目にあうというお話しです。

おしまい

裸の王さま

裸の王さま
   アンデルセン童話

むかしむかし、あるところに、とても着物の好きな王さまがいました。
新しい着物を作っては、それを着て歩くのが王さまの楽しみです。
ある日の事、服職人を名乗る二人のペテン師がやって来て言いました。
「わたしたちは、とても美しい布をおる事が出来るのです。
 その布はとても不思議な布で、
 それで作った着物は、おろか者、つまり馬鹿には見えないのです」
「ほほう。それは面白い。さっそく布をおって、着物を作ってくれ」
王さまは、うれしそうに言いました。
(その着物を着て歩けば、家来たちが利口者か、
 おろか者か、すぐに見分けがつくわけだ)
 
二人の男は布をおるのに必要だと言って、
 王さまにたくさんのお金を出させると、
 熱心に布をおり始めました。
 
とは言っても、
 本当は布をおっている様な、ふりをしているだけなのですが。
「いったい、どんな着物だろう? 早く着てみたいものだ」
 
王さまは、その不思議な着物を早く着たくてなりません。
そこで大臣に言いつけて、着物がどのくらい出来たかを見にやりました。

さて、布を見に行った大臣ですが、
 布をおっている二人の男のそばへ行ってみてビックリです。
「???」
何も、見えないのです。
ゴシゴシ、ゴシゴシ。
大臣は目をこすってみましたが、やはり何も見えません。
それに気づいた二人の男は手を休めると、わざとらしく大臣に言いました。
「やあ、これは大臣。どうです、見事な布でしょう。
 もうすぐ出来上がりますので、王さまにふさわしい、立派な着物に仕上げますよ」
「いや、あの、・・・うむ、そうだな。確かに見事な布だ」
大臣はそう言うと、足早に部屋を出て行きました。
「困ったな、王さまに何て報告すれば良いのだろう?」
大臣は、悩みました。
大臣は今まで、うそをついた事が一度もありません。
でも正直に見えないと言えば、
 自分はおろか者だと言う事になり、
 下手をすれば大臣をやめさせられてしまいます。
そこで、王さまの所へ帰ると、
「まことに見事な布です。もうすぐ出来上がって、着物にぬうそうです」
と、うそを言いました。
「そうか、それほど見事な布か」
大臣がうそを言った事がないので、
 王さまは大臣の言葉を信じました。
そして王さまは、
 その不思議な布を自分でも見たくなり、
 あくる日、大臣を連れて見に行く事にしたのです。

二人の男が布をおっている部屋に着いた王さまは、二人の男に声をかけました。
「うむ、二人ともごくろう。して、例の不思議な布は、どこにあるのじゃな?」
すると二人の男は、大きな布を持ち上げるふりをして言いました。
「王さま、これでございます。
 どうです、なかなか見事な布でしょう。
 たった今、完成したのでございます」
「へっ? ・・・」
何も見えないので、王さまは目をゴシゴシとこすりました。
それを見た二人の男は、少し意地悪く尋ねました。
「あの・・・、もしかして、この布がお見えにならないとか」
その言葉にビクッとして王さまは、あわてて言いました。
「いや、そんな事はないぞ。なるほど、確かにこれは素晴らしい布だ。
うむ、実に気にいったぞ。さあ、早く着物にぬってくれ。
もうすぐ行われるお祭りには、ぜひとも着て歩きたいのだ。あはははははー」

そしてお祭りの日の朝、二人の男が完成した着物を届けに来て言いました。
「さあ、わたしたちが着物をお着せしますから、王さま、どうぞ裸になって下さい」
裸になった王さまに、
 二人の男は出来上がった事になっているその着物を丁寧に着せるふりをしました。
着せ終わると、そばにいた家来たちは、
「まことによく似合って、ご立派です」
「本当に。それにしても、見事な着物です」
と、口々に褒め立てました。
「そうか、そんなに良く似合うか。あはははははー」
王さまは、いかにも満足そうに言いました。
「さあ、新しい着物のうわさを聞いて、町の者も早く見たがっておる。すぐに出発させよ」
王さまは行列をしたがえると、いばって、ゆっくりと歩きました。



それを見た大勢の町の人たちは、目を見張りながら、わざと大きな声で口々に、
「何て立派だろう。とても良くお似合いだ」
「さすがは王さま。着物が良くお似合いだ事」
と、言いました。
 
本当は、
 みんな何も見えていないのですが、
 そんな事を人に知られたら、
 自分はおろか者だと思われてしまいます。
その時です。
 行列を見ていた小さな子どもが、笑って言いました。
「わーい、おかしいな。裸の王さまが、いばって歩いているよ」
その声を聞いた町の人たちも、口々に言いました。
「やっぱり、そうだよな。王さまは、どう見ても裸だよな」
「そうだよ。着物を着ているふりをしているけど、王さまは裸だよ」
「ああ、見えもしない着物を見える様なふりをしていた、自分が恥ずかしい」
でも、もっと恥ずかしかったのは、
 ペテン師にだまされて裸で歩いていた事に気がついた王さまです。
しかし、
 今は大切なお祭りの途中なので、すぐに行進を止めるわけにはいきません。
王さまは恥ずかしさのあまり、
 まっ赤になった顔のまま行進を終えると、
 逃げる様にお城へ帰って行ったという事です。

おしまい

北風と太陽

きたかぜと たいよう

 きたかぜと たいようが、 どちらが つよいかで いいあらそって いました。
 そこで、 みちを あるいている たびびとの ふくを どちらが ぬがすことが できるか しょうぶ することに なりました。
 きたかぜが はじめに やりました。
 きたかぜは おもいきり さむくて つよいかぜを、
「ビューッ!」と、 ふきつけました。
 たびびとは ブルブルと ふるえあがって、 ふくを しっかりと おさえました。
 そこで きたかぜは、 ますます ちからを いれて、
「ビュビューッ!」と、 ふきつけました。
 すると たびびとは、
「さむい、 さむい。 これは たまらん。 もう1まい ふくを きよう」
と、 いままで きていた ふくの うえに、 もう1まい ふくをかさねて きてしまいました。
 きたかぜは がっかりして、
「きみに まかせるよ」
と、 たいように いいました。
 たいようは ぽかぽかと あたたかい ひかりで、 たびびとを やさしく てらして やりました。
「ああ、 あたたかくなったから、 さっききた ふくをぬごう」
 たびびとが さっききた うわぎを ぬぐと、 たいようは、 あつくて、 つよいひざしを たびびとに おくりました。
 じりじりと てりつけるあつさに、 たびびとは たまらなくなって、 ふくを ぜんぶぬぎすてると、 ちかくの かわへ みずあびに いきました。

 ひとに、 なにかを させるには、 きたかぜのように、 むりやりでは うまくいきません。
 たいようのように、  あいての きもちになって かんがえれば、 むりをしなくても ひとは ちゃんと うごいてくれます。

おしまい




北風と太陽


北風と太陽が、どちらが強いかで言い争っていました。
 議論ばかりしていても決まらないので、
それでは力試しをして旅人の着物を脱がせた方が勝ちと決めようという事になりました。
 北風が、始めにやりました。
 北風は思いきり強く、
「ビューッ!」
と、吹きつけました。
 旅人は震えあがって、着物をしっかり押さえました。
 そこで北風は、一段と力を入れて、
「ビュビューッ!」
と、吹きつけました。
 すると旅人は、
「うーっ、寒い。これはたまらん。もう1枚着よう」
と、今まで着ていた着物の上に、もう1枚重ねて着てしまいました。
 北風は、がっかりして、
「きみにまかせるよ」
と、太陽に言いました。
 太陽はまず始めに、ポカポカと暖かく照らしました。
 そして、旅人がさっき1枚よけいに着た上着を脱ぐのを見ると、
  今度はもっと暑い強い日差しを送りました。
 ジリジリと照りつける暑さに、
  旅人はたまらなくなって着物を全部脱ぎ捨てると、
  近くの川へ水浴びに行きました。

 人に何かをしてもらうには、
  北風の様に無理やりではうまくいきません。
 太陽の様に相手の気持ちになって考えれば、
  無理をしなくても人はちゃんと動いてくれます。

おしまい
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